猫!死んじゃった! [小市民ぼうちぎり]
私は今!
叫びたくてうずうずしています。
だれかさんが!
かつお節ばかり!
腹いっぱい食べさせてましたよ~!
2ヶ月ばかり前のことです。
猫嫌い!のおじいさんが
老体の去勢しているオス猫を預かっていました。
飼い主が病気で入院したのだそうです。
かつお節が大好きで!
そればかりの偏食の果て
腎臓をはじめ内蔵を悪くしているにゃんこでした。
いっしょに持ってきた病院食しか与えてはいけないそうです。
ただし!食いつきが悪いので
匂い程度にほんの少しだけ
花かつおを病院食の上に振って欲しいとのこと。
でも!花かつおをちょっと置くと
それだけ食べて「もっとくれ」と鳴きます。
「うまいと思うものをしっかり食べるのが健康にいい!」
おじいさんは無責任にも
花かつおばかりどっさり与えつづけました。
2カ月ばかりして飼い主が退院して
にゃんこは嬉々と帰っていきました。
それから何日も経ずして
にゃんこは!鬼籍に(猫だって鬼籍というのかな?)入りました。
せっかく飼い主と暮らせるようになったのにね。
可哀そう!合掌。
「猫にかつお節」という言葉は
まさにその通りなんですね。
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