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めがね焼きは目玉焼き?! [絵に描いたどじょう地獄]

古川緑波著/ロッパの悲食記は
読む方が悲しくなりますね。

食べものに対するヘドが出るほどの執着心。
しかし!好き嫌いは多いのに臆面もなく
食べる量だけは半端ではない大食い!

先の大戦の末期(昭和 19 年)の日記には
やたら鶏卵に嬉々としています。
なんにもなくなって
鶏卵を食べることがステータスの時代?!

そういえば!なん年か前!
日本のTVに初公開!
北朝鮮の庶民だという
とてもきれいな家庭が放映されていました。

まるでしめし合わせて準備したかのように?!
冷蔵庫に鶏卵がきれいに並んでいるのを
取材されたどの家庭も
誇らしげに見せていましたね。

今の日本の視聴者は
さっと見過ごしてしまうことでしょうが
ふと!戦時中の古川緑波を思い出しました。

昭和 19 年(1944 年)8 月 7 日の日記に
詩のような!メモのような文を残しています。

   今夜はウィスキーをひとりで飲もう
   宿にはなんの肴もない
   1 個 1 円 20 銭で買った卵をふたつ
   めがねたまごにしてもらって
   それだけで飲む(以下略)

「めがねたまご」ですか。

初耳ですね!
誤植ではありません!たびたび出てきますから。
塩を振って食べていますので
「めだま焼き」でしょうか。

浅学ゆえエラそうにいえないのですが
周囲の書物に全く出てきませんが
戦前とか古い時代には
「めがねたまご」と呼んでいたのでしょうか。

キドニービーンのチリコンカーンの
できたての熱い上に
思いつきで鶏卵をふたつ落としてみます。

blogめがね焼き.jpg
チリコンカーンめがね?!

こんな料理!いかが。

ん?!
ある女史が
ミンチ肉と目玉焼きの組み合わせは
どこかで食べたことがあるというではありませんか。

「外国の有名料理だったかも知れない」

私の発明じゃないのですか!
ま!特許を申請するほどの料理ではないですから
こだわりはないですけどね。

(敬称略)
タグ:古川緑波
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