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ごぼうのそぼろごはん [すててこ!しゃんしゃん!]

こどものころは
なんとも思わなかったごぼう(牛蒡)ですが
年旧(ふ)りて面(つら)の皮が厚くなると
たまらなく食べたくなるようになりました。

野菜が高騰していますが
立派なごぼうは安価で売られています。
たいてい中国産です。
構わず買いますね。

国産も買いますが
どう見ても他店の中国産のものと同じなのに
国産と表示しているものでも買いますね。
あわてて買ってしまうこのごろです。

深夜に酔いがさめて
(ほとんど?強いられて飲んだ酒ですよ!)
ごぼうを取り出して考えます。

考えていいアイデアが浮かぶはずもありませんが。

竹製の鬼おろしでこすってみます。

キッチン中
ごぼうの砕片が飛び散って大変です。
よい子はマネをしちゃぁイケンよ。

それでも太いところは
おろせたり!つぶれたり。
つぶれたところは手でちぎったり
細いところは包丁でたたいたり!切ったり。

竹製の鬼おろしといえば
檀一雄著/檀流クッキングにも出てきますね。

檀一雄も
均一の切り方はあまり好きではなかったのかな。
例えばユナマスを作るとき

   1 本の大根をせんにおろしたり
   薄切りにしたり!ただのだいこんおろしにしたり。

ま!そんな!
すざましい!ごぼうの残骸?ができました。

オリーブ油で牛肉の挽き肉を炒めてから
すざましいごぼうを放り込み
薄く塩胡椒をして大急ぎでかき混ぜます。

味醂!醤油!砂糖!
ごま油!チリソース!粉山椒!
少しずつ振っておしまい。

ごはんに小口切りのネギを敷いて
ごぼうのそぼろをのせます。

温泉たまごをトッピング。

blogごぼうごはん.jpg

なんと!なんと!

うま過ぎて
ほっぺが落ちました。

深夜にほっぺが落ちて
立冬が過ぎ
新月も過ぎたけど
真っ暗い暗闇に吠えることもできません。

(敬称略)
タグ:檀一雄
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