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岡本麗の日活ロマンポルノ [活動写真]

官能小説家の
団鬼六(だんおにろく=1931/04/16 生 2011/05/06 没)の
追悼なのか
映画館のシネ・ヌーヴォが
「日活ロマンポルノ名作選」をしています。

日活(途中から仮名で“にっかつ”)ロマンポルノ誕生から
40 年だそうですよ。

1971 年から 1988 年まで
実に 1133 本作られたとか。

今回!その内の 25 作が上映されていました。
大半がDVD化されているとは思うのですが
映画館のスクリーンで観るのは
また!感慨があることでしょう。

「日活ロマンポルノ」評論家および
耽溺(たんでき)家の某お大尽が
「しらかわか~ずこ~」と叫んで
とてもうれしそうでした。

浅学な私でも知っていますよ!白川和子!

ここから多くの女優が育ちましたね。
田中真理!美保純!宮下順子!
東てる美!谷ナオミ!等々
綺羅星(きらぼし)のごと。

中でも忘れられない!忘れてはいけない人は
岡本麗(おかもとれい)!

日活ロマンポルノの初期のころから
終焉まで勤めあげた功労者じゃないでしょうか。

この人は
TVの「はぐれ刑事純情派」の女刑事役を
最初からこれも最後まで
18 年間も出演したことの方が
TVっ子たちには有名ですがね。

幕引きが運命づけられている女優さんですね。

今日は
岡本麗「日活ロマンポルノ」初主演作
「女高生 100 人まる秘モーテル白書」を
観賞しました。
1975 年の制作らしい。

彼女は体当たり
文字通り「体」を張って演じていました。

彼女が 1951 年の生まれなら当時 24 歳。
裸だけのデビューなら遅い方かも知れませんが
演技が必要な役だったのですね。
blog1.jpg

「日活ロマンポルノ」は低予算にもかかわらず
きちんと真面目に(デキ!フデキはともかく)
脚本を整えて撮影していたのがよく分ります。

ただし!男女のからみはつまらん!です。
いや!なんというのか
もっとテクニックがあるでしょうが!当時でも。

私がいうのもおこがましいのですが。あは。

ちなみに
某居酒屋のめし炊きおばちゃんなんかが
私が「日活ロマンポルノ」に
赤い腰巻姿で
主役の後ろの方のピントがぼけているあたりで
せりふのないノーバイ(脳梅毒)女やオカマ役で
ついでに出ていたといっています
まったくのデマであります。

(敬称略)
タグ:岡本麗
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