聖子は食べない?!天かす丼 [貧乏自慢]
歌手の松田聖子は
「てんぷらを食べない」と聞いたことがあります。
「胸焼けがするから」とか。
俳優の古川緑波にいわせりゃ
てんぷらは胡麻油 100 %で揚げたものだけらしい。
「胸が焼けるようでなくっちゃ」
「本場もんじゃねえ」のです。(ロッパの悲食記)
「本場」とは
江戸っ子の住んでいるところでしょうか。
どっちも好きなことをいってろ!
「てんぷらが食べたいわ」
神経を病んで入院している妻がいうのです。
私小説といわれている
上林暁の「聖ヨハネ病院にて」の中の妻のことば。
時代は第二次世界大戦あたりのことでしょうか。
極端な食料不足
要求に答えられるはずもありません。
「でなきゃ油を持ってきて」
油をごはんにかけて食べるのだといいます。
油なんて
すでに配給の範ちゅうから消えています。
「油」や「脂」は
ある意味では富の象徴なんですかね。
王さまになった毛沢東は
国民が飢えていても泣いていても
自分の食卓だけは
食用油でギトギトさせていたようですから。
(李志綏著/毛沢東の私生活/新庄哲夫訳)
せめて病院に天かす(揚げ玉)でも
持って行けたらよかったのにね。
油がないのに天かすは余計にありませんか。
今日の私は天かすだけ買ってきました。
大きな袋で 50 円。
いい時代ですね。
たまねぎを丼つゆで煮て
天かすを加え
同時に溶き卵を回し入れ火を止めて
ごはんにかけました。
ネギをトッピング。
この時代とこの境遇
この奇跡に感謝しながらいただきます。
(敬称略)
「てんぷらを食べない」と聞いたことがあります。
「胸焼けがするから」とか。
俳優の古川緑波にいわせりゃ
てんぷらは胡麻油 100 %で揚げたものだけらしい。
「胸が焼けるようでなくっちゃ」
「本場もんじゃねえ」のです。(ロッパの悲食記)
「本場」とは
江戸っ子の住んでいるところでしょうか。
どっちも好きなことをいってろ!
「てんぷらが食べたいわ」
神経を病んで入院している妻がいうのです。
私小説といわれている
上林暁の「聖ヨハネ病院にて」の中の妻のことば。
時代は第二次世界大戦あたりのことでしょうか。
極端な食料不足
要求に答えられるはずもありません。
「でなきゃ油を持ってきて」
油をごはんにかけて食べるのだといいます。
油なんて
すでに配給の範ちゅうから消えています。
「油」や「脂」は
ある意味では富の象徴なんですかね。
王さまになった毛沢東は
国民が飢えていても泣いていても
自分の食卓だけは
食用油でギトギトさせていたようですから。
(李志綏著/毛沢東の私生活/新庄哲夫訳)
せめて病院に天かす(揚げ玉)でも
持って行けたらよかったのにね。
油がないのに天かすは余計にありませんか。
今日の私は天かすだけ買ってきました。
大きな袋で 50 円。
いい時代ですね。
たまねぎを丼つゆで煮て
天かすを加え
同時に溶き卵を回し入れ火を止めて
ごはんにかけました。
ネギをトッピング。
この時代とこの境遇
この奇跡に感謝しながらいただきます。
(敬称略)
天かす丼美味しそう!… …油も舐められない人の忍耐?は想像越えます… 。私たまにご飯にグレープシードかけます;チャーハン感覚で(パンにも)
(なぜか野菜はいつもありまするね、新鮮?青ネギのポイント高いですね~)
by ぱん (2011-12-17 08:54)
いつも赤貧料理で恥ずかしい限り。
by ほっ (2011-12-17 13:26)