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梨木神社の萩の花 艶消しの短冊 [平安京有情]

あ!?

人の流れがありますね。
京都御苑の東側の南北の通り
たしか寺町通り。

なんとなくついて行ったら
梨木(なしのき)神社へ。

なんの変哲もない神社ですが。(ごめんなさい)

歴史も浅い。
明治維新に
手柄を立てた人をまつっていました。

ああ!萩の花が有名なんですね。
萩の季節には来たことがなかったものですから。

細い参道の両脇に萩が並んでいます。
blog1.jpg

境内では萩の祭典中?!
blog2.jpg

今年はちょっと花どきが遅いそうです。

どの株も大きいですね。
blog3.jpg

新しい茎を更新していたらこうなるんですね。
株だけが大きくなって
1 本の茎の太さは変わりませんか。
萩は低木に分類されても
フツーの樹木のイメージじゃないんですね。

それにしても
このたくさんの短冊!なんとかなりませんか!
blog4.jpg

全くもって!こ汚い!

最近!いろいろな花の季節に先回りして
短冊をぶら下げる輩が多くて!実に情けない。

句や歌を作って遊んで
花に下げるのもいいと思います。

遊んだら速やかにかたづけなさいよ。
お墓参りしたら
供物をかたづけて帰るように。

いつまでもぶら下げておくなんて
後からきた人の観賞のじゃまでしょうが。

もっときれいな心で詩歌を作りなさい。
もっとも
私がいえばこっけい!怒られますね。


源氏物語の花散里(はなちるさと)の場所は
このあたりだとか。

あ!隣の廬山寺(ろざんじ)は紫式部邸跡とか。

廬山寺で沿革を読むと
ん?!

寺は 10 世紀中ごろ船岡山の南に創建。
13 世紀に船岡山の南麓に再建。
16 世紀の終わりに豊臣秀吉により現在地に移転。

源氏物語を書いた寺じゃないような。

あ!
この寺が紫式部にゆかりがあるんじゃなくて
この寺の建っている地で
執筆されたんじゃないか!ということらしい。

ちょっとがっかり。(申し訳ありません)

でも!境内の数本の松!
すごいですねぇ!
感動しました。

大木なのにみんな盆栽の文人仕立てのような
ひょうひょうとした姿。
一番低い松でこの風情。
blog5.jpg
タグ:源氏物語
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