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ふきのとう茶漬け [もっそうライス]

田舎味噌に少量の酒と砂糖を入れて加熱し
きざんだふきのとうを混ぜて火を止めて
少しだけ練り込めば
簡便でもおいしいふきのとう味噌になりました。

別の小粒のふきのとうをふたつに切り
オリーブ油をまぶし
塩を軽く振って
小鍋に入れて蒸し焼きにしてみました。
すぐ火が通ります。

あたたかい麦めしに
わが家のベランダで芽が出たばかりの
柔らかいせり(芹)の葉先を摘んで散らし
蒸し焼きのふきのとうと
ふきのとう味噌をのせて
番茶をかけていただきます。
blogふきのとう茶漬け.jpg

春ですね。

  春洲生荻芽 (しゅんしゅう てきがをしょうじ)
  春岸飛楊花 (しゅんがん ようかとぶ)
  河豚當是時 (かとん このときにあたっては)
  貴不數魚鰕 (たっときこと ぎょかにかぞえず)

北宋の梅堯臣(ばいぎょうしん=1002 ~ 1060)は
春に河豚すなわちフグを食べていますね。
いいですねぇ!

そのころは
日本では藤原道長のどこまでもつづく春のころ。

平成の私の春は
せりとふきのとうの麦めしでいい。

(筧文生注/梅堯臣の読み下し文を拝借)
(敬称略)
タグ:梅堯臣
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