ねぎ味噌バター

鍋に
タマネギ（ 30g ）
煮干し粉（ 4g ）
水（ 90cc ）を入れて煮たてました。

タマネギはおろし金でおろすとありますが
そうすると苦味が出ませんか。
包丁できざんだ方がいいのでは。
ま！メンドくさいので
イワタニのミルサーでガーッとやりましたが。
よいこはマネをしてはいけません。

砂糖（ 50g ）
味噌（ 30g ）を加えます。

レシピでは赤砂糖となっていましたが
そんな気の利いたものはありません。

砂糖が溶けたら
小麦粉（ 10g ）を水（ 90cc ）に混ぜてから入れ
ゆっくり撹拌。

厳密にいえば小麦粉はなにを使うのでしょう。
中力粉でいいのでしょうか。

あまり小麦粉に色がつかないうちに
火を切って冷ましたら
少し固まっています。

「葱味噌（ねぎみそ）バター」を作っていたのです。

昭和 12 年／陸軍省検閲済／軍隊調理法に
レシピがありましたが。

私の頭の中にあるバターと全く違うもの！
これ！バターじゃありません！
と！思いますが。

とりあえず
満月ポン（ポンせんべい）につけて食べてみますか。


やたら甘くて
煮干し粉のざらつきが舌にわずらわしい。

その昔の日本の軍隊は
いや！昔の人は
食パンに味噌をつけて食べていたのでしょうか。

昭和 25 年（1950 年）に発表された
小説「抹香町」に

「食パンに味噌をつけ（中略）茶で流し込んだり」

なんて文章があります。
作者の川崎長太郎は
私小説家として高名な人らしいので
ウソは書いていないでしょう。

それじゃ！食パンにはさんでみますか。
サンドイッチにしてみますか。


う～ん、、、！

これは売れないと思いますが
あれもこれも食べ過ぎて
口が肥えた気になっている
酢豆腐（上方落語ではちりとてちん）グルメには
珍しくていいかもね。

（敬称略）

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