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環状線の朝食 大阪の朝食 [朝食 モーニングサービス]

JR環状線に
1 年くらいはゆうに乗らないこともあるのに
このところ!よく利用する機会がめぐってきます。

昔は朝食がっつりもりもり派でしたが
爬虫類か狼のようにまとめ食い!
食いだめができるような体になって
朝も昼も抜いても平気だい!

ウソついてすみません。
懐中不如意はいかんともしがたく
ハラ減っても抜いていたら
慣れたんですねぇ。はぁ。

朝早くからしぶしぶ電車に乗って
張り切って職場に向かう人波にもまれていると
おなかがすくんですが。

たまには小銭を数えながら
天王寺駅構内の紀勢線側の
「天王寺うどん」の喫茶部の方で朝食。
モーニングサービス 300 円。
blog天王寺うどん.jpg

コーヒー!トースト!ゆでたまご。
市井の喫茶店とあまり変わりませんね。


ときには鶴橋駅構内の「浪速そば」の
かけそばとおにぎりの朝定食。300 円。
blog浪速そば.jpg

私には朝から麺類とおにぎりは重くて
あんまり!うれしくありませんが。


京橋駅構内の「 Café PRESTO 」では
「小倉モーニング」ですって?!
blogPRESTO.jpg

飲みものとトーストについてきたのは小倉あん。
350 円。




檀一雄は「檀流クッキング」に

 味噌汁!きんぴらごぼう!ひじき!アジの干もの!
 朝はそれで充分満足のようなものだ。

なんて書いていますが。

「満足のようなもの」とはなんですか!?
大満足ですがね!私には。


鴨居羊子は「カモイクッキング」で

 カフェオーレ!
 多くの野菜とくだものをしぼったジュース!リンゴ酢!
 焼いたパンにバターと
 黒スグリジャム!グリエルチーズ!りんご!
 日曜日にはベーコンエッグを追加。
 まあまあ平均じゃありませんか。

といっています。

どこが平均なの?!
朝からごちそうじゃありませんか。




大阪人の朝食は。

船場薬種問屋も
文楽三味線師匠も
天満雑貨商も
冷やごはんのぶぶ漬け(お茶漬け)に漬けものだけ。


堺刃物鍛冶や
旧大和川流域の河内では
年中!朝に茶がゆを炊いて!たくあん。

ただし!鍛冶は
力を出すために目刺しかじゃこの佃煮も。


淀川流域の北河内や
摂津山間では
朝炊いた麦めし!漬けもの!味噌汁。


なんてね!
質素ですね。
もっとも!
大正の終わりから昭和の初めの食事ですがね。
(聞き書 大阪の食事から抜き書き)


あ!この時代に
白いごはんを常食している人もいました!

月給とりの家では
前日の白米だけのごはんを蒸して!味噌汁。
漬けもの!煮豆などの常備菜。

月給とりはエリート?!
どのくらいの人数がいたのでしょうか。


南河内の炭焼きの家は
毎朝!白米だけを炊いたごはんに味噌汁。

当時は「炭」で大金が稼げていたんでしょうかねぇ。



(敬称略)
タグ:檀一雄
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