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洛西 竹林から物集女城へ [町道!街道!眠り未だ足らず]

寒風の中!
筍(たけのこ)が並んでいます。
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ここは筍の品質が日本一といわれて久しい
洛西のいにしえの長岡京のあったあたり。

ちなみに「洛西」は
「らくさい」というのでしょうか。
阪急電車の駅に「洛西口」があり
「らくさいぐち」と読んでいますから。

よそものの私の感覚では
長岡京あたりは洛陽(平安京)の西というより
うんと南の!その西の方に思えるのですが。

歩いていると
京都市と向日(むこう)市と長岡京市との境界が
よく分からない地域です。
京都市がバカでかくて
向日市や長岡京市や
そのさらに南の大山崎町なんかは
京都市のひとつの区より小面積のような、、、。



竹(孟宗竹でしょうか)が裂けています。
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こんなときには大きな破裂音がするものですか。

でも!枯れてはいませんね。
このままずっと生きつづけられるものでしょうか。
樹木なら外側の形成層だけでも生きていけますよね。
竹の場合も同じなんですか。
竹はもともと中が空洞ですから。



向日市と京都市の境界にある道を歩けば
竹林公園に入ります。
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ここではいろいろな竹垣が見られます。

竹垣修復中。
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散髪の途中かな。



地元では「薮(やぶ)」なんて
下衆(げす)なことはいいません。
「畑」と呼んでていねいに扱っています。

毎年!稲わら等を敷いて
どこからか土を持ってきて
いわゆる客土しなければならないようです。
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この土は赤土ですね。
土は粘土質の重い土がいいのですか。

客土を繰り返すからか
どんどん高くなり
道よりあがっている竹畑ばかり。
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はるか高くなったら天まで届く?!

あるとき!一度!うんと低くして
畑を更新するのでしょうか。
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竹の資料館と各種の生態園のある
京都市洛西竹林公園で休憩させてもらいます。
入園無料ですから。
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冬の風の中の石仏群。
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織田信長が(旧)二条城の
築城に使用した石仏といわれています。

石垣の材料にしたから
あちこちが欠けています。
頭部のないものも多数。

こんな石仏にした信長に
ま!いろいろな評価があるでしょう。

人は脳で見る生きものですから
月夜の枯れすすきがなんと見えるのか!?
プリンターが打ったドットのかたまりに
笑ったり!驚いたり!?

路傍の石が仏になったり!お化けになったり。
こんなことをいえば
不謹慎と謗(そし)られるものか!どうなのか。



竹林を抜けて
物集女(もずめ)街道に降りてくれば
6 世紀の物集女車塚古墳。
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そうだ!今日は物集女城を探してみます。
いつも!探すのを少しだけ試みて
分からず!通り過ぎていますが。

たまたま親切な刀自(とじ)に出会い
ていねいに教えられた方に行くと
畑が広がっています。


物集女氏の館跡らしい。

物集女氏は織田信長と戦って敗れて
歴史から消えたのですね。
500 年前のことですか。
それでも
物集女街道とかの
地名には残っているのですね。
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たぶん!もうすぐ春。
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