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たまねぎの即席漬け [お命!いただきます]

「たまねぎ」や
「とうもろこし」を吊っている軒先。
紅葉の向こうに高い空がありモズがよぎって行く
なんて風景に出合うと安堵したりします。

日本の原風景。

とはいうものの
私の心の中では疑問符が揺れます。

とうもろこしは 16 世紀末!鉄砲といっしょに
フリントコーン(硬粒種)が
伝来したとかしないとかいわれていますが
スイートコーン(甘味種)が日本を席巻したのは
先の大戦後のことのような。

「たまねぎ」も同じく
昔の書物に記載がないような気がします。

遠い日のことでもなく
最近!といっても昭和 5 年(1930)の
林春隆著/野菜百珍/にもありません。

野菜百珍には 324 もの野菜のはなしがあるのですが。
「はこべ」や「おおばこ」なんかも
野菜として取り上げているのに
「たまねぎ」はありません。

「泉州黄」を作出した大阪の和泉地方の
大正の終わりから昭和の初めころの記録
「聞き書 大阪の食事」にも単語もレシピもありません。

今!一大生産地の淡路島をかかえる
「聞き書 兵庫の食事」にもありませんね。



淡路島産の「たまねぎ」と
函館からきた「がごめ昆布」と「イカの塩辛」を混ぜて
一両日寝かせます。
と!考えたのですが
3、4 日忘れていました。はは。
blog81.jpg

たまねぎが辛い!
辛いのがいいですね。
水にさらして使うのは嫌いです。

がごめ昆布をイワタニのミルサーで粉末にして
まぶして寝かせてもおいしかったですが。



塩レモンが出てきました。
塩水にレモンを漬けておいたものですが
いつ漬けていたものやら。はは。

その塩レモンとたまねぎを混ぜて
手持ちのハーブを少々加えて
冷蔵庫に入れておいたもの。
blog82.jpg

少し醤油を振っていただきました。



(敬称略)
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