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カカオとコーヒー おいしい関係とは?! [桃栗残念!柿蜂の巣?]

アラフォー(around 40)のおね~さんと
「花博記念公園鶴見緑地」(大阪市鶴見区&守口市)
通称「鶴見緑地」の大温室
「咲くやこの花館」にきたのは(拙ブログ 2015/02/08
私が特別展示を見るためでした。

今!
「カカオとコーヒー  おいしい関係」という
特別展示をしています。(2015/01/24 ~ 03/01)

おね~さんの都合は聞いていません。
申し訳ない!ごめんなさい。

たいくつなら!
そちらの別荘(!)で休憩していてくださいね。
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あ!それですね!カカオの実は。
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「幹生果(かんせいか)」というのでしょうか
幹に果実がついています。
熱帯樹には多いようですね。
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余談ですが
日本でもバラ科の桜や梅なんかが
ときどき幹に直接花をつけたりしていませんか。
あれは幹生花ではなく
小さな枝を出してから咲いているのかな。



カカオといえばココアしか思い浮かばない私ですが。

吾(あ)がために つくるココアの 匂ひより
  里居(さとい)の朝の 秋立ちにけり

この竹久夢二の歌のように
ココアは夏が過ぎて
冷えるようになってから飲むもの。
寒い季節が似合うような気がしませんか。

正岡子規が死の 1 年前の
明治 34 年(1901)から書き出した仰臥漫録は
餓鬼のように食べつづけた記録とも思えますが
やたら「牛乳ココア入」が出てきます。
これも 9 月から 3 月の寒いときでしょうか。



あ!
牛乳のココア入りとは
それを「ココア」というのじゃないんですか?!

カカオマス!カカオペースト!
ココアパウダー!ココアバター!
チョコレート!チョコレートソース!
チョコレートシロップ!
なにがなんやら?!

説明がいっぱいありますが
カカオ豆から
ココアとチョコレートができることくらいしか
理解できていない阿呆です。



ココアとホットチョコレートは違うのかな。

楂古聿の中へコニヤツクを入れてもらつて─例の如く─
それで何気なく指さきで卓を叩きながら─

木下杢太郎が
大正元年(1912)ごろに作った
「楂古聿」という詩の冒頭。

「楂古聿」には「ちょこれえと」とルビがありますが。

「眉こそは剃つてをれ、どことなきやさしさ」の女性と
向かい合っているようですが。
それはともかく
ホットチョコレートを飲んでいるのかな。



そうそう!展示は
「カカオとコーヒー  おいしい関係」でしたね。

当然!コーヒーノキもあります。
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なにが「おいしい関係」なの?!
原産地は違うけど
営農栽培している場所は共通なんですか。

カフェモカは
エスプレッソコーヒーとミルクと
チョコレートを加えたもので
コーヒーとチョコレートの
相性の良さがあらわれていますね。

という説明文だけは目に入りましたが。

ま!考えるのはあきらめて
飲食エリアで
有機栽培らしいココアをいただきましょうか。
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なにか!判然としないのは
私の理解力がないだけのようで
こんな駄文を書くだけ恥ずかしい。



石川啄木の詩
「ココアのひと匙」のおしまいのところ。

はてしなき議論の後の
冷(さ)めたるココアのひと匙(さじ)を啜(すす)りて、
そのうすにがき舌触(したざはり)に、
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。

「1911.6.15 TOKYO より」のサインがあるそうな。

おお!
なんか分からんけど!ココアは怖い!
恐いことになりましたね。



では!怖くないおはなし。

若山富三郎と勝新太郎の兄弟は仲が悪い。
悪いのに
偶然!ハワイのレストランで同じテーブルに居合わせた。

相手の分を払う気はないし
払ってもらいたくもない。

弟がウェイトレスに
「ここはここ」と自分の食べものを指していえば
兄も「ここはここ」と両手を広げていった。
伝票を別にしろ!ということ。

ウェイトレスは日本語が分からない。
首をかしげるばかり。

ふたりが「ここは!」「ここは!」と
おなじことばを熱を帯びて繰り返していると
ウェイトレスはうなづいて
ココアを四つ持ってきたそうな。

真実ではありますまい。
だれかが作ったおはなしでしょうけど
よくできていて!面白い。



(敬称略)
タグ:正岡子規
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