SSブログ

インカのひとみごはん [いも!たこ!なんきん!]

ん!?
ベランダに 1 匹のアリ(蟻)がいました。

もうなん年も
侵入を押さえていたつもりだったのですが。

最近!突然!ナメクジが増えて
やっと撲滅した(たぶん!)ところだったのですが。

ヤスデ!ゲジゲジ!ダンゴムシ!
殻を持つ数ミリのなんとかマイマイ!
苗についていたのか
鳥獣か人間かだれかが運んだのか
急に出現して驚くこのごろ。

アリもどうしてきたのやら。
羽があるときに飛んできたのかも。

もしや!
水やりをしていないプランターがあります。
なにも植えていないから。

それをひっくり返したら!
げ!
数匹のアリがはい出てきました。

ゴミ袋に詰めます。
土をみんな捨てなければ。

このプランターにはジャガイモの
「インカのひとみ」を植えていたのです。
崩してみたら
いくつか出てくるじゃないですか!

あああ!
スネに針を刺したような痛み!

ズボンの上から刺されました。
アリでしょうか。

2 か所も!
痛いよう!
あっという間に患部が熱を持って
雪のような肌が(ウソついてすみません)
赤く腫(は)れあがりました。



ともかく収穫した「インカのひとみ」!
blogインカ01.jpg

表皮にひとみ(瞳)模様が出る
ジャガイモです。(拙ブログ 2014/06/22

今年は小さなジャガイモが少し。
みなさんに分配するほどありません。
私だけで食べます!ごめんなさい。

さっそく!
水槽のカワニナにスライスして与えると
喜んで!うれしそうな顔をしています。たぶん!

人間はどうして食べますかね。



食通の王と自認するキュルノンスキーが
面白い書物を紹介しています。
(キュルノンスキー・他著/美食の歓び/大木吉甫訳)

「申し分のない炊事兵」というガリ版刷り。

1916 年!捕虜になったフランス兵たちが
プロシアのシュタンダールで書いたのだそうな。

そのジャガイモの章。

「部屋着」という調理。
「皮ごとゆでる」
「パンの代用になるがあまりありがたくはない」とか。

「パジャマ」は
「部屋着」よりいい材料をゆでるようです。

「サラダ」は
ゆでたイモに缶詰のサーディンを入れるのですか。

「煮込み」「エトゥーフェ(蒸し煮)」なんかも。

「ソテー」は
フライパンで 4、5 回空中に舞いあげ
「雲雀(ひばり)と合唱」させるとあります。

はは!捕虜の身分で悲惨さがないですね。



アリに刺されたところが痛くてかゆくて
人の半分もない思考力がゼロ。

単純にごはんに炊き込んで食べますか。

煮干しと塩を加えて
収容所か野営のつもりでコッヘルで炊きます。

「インカのひとみ」特有の濃い黄色が出ました。
blogインカ02.jpg

お惣菜はキャベツ。

塩水で数日殺してから
梅肉に漬けなおしておきました。
blogインカ03.jpg



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。