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アフリカの餅 北海道の餅 インカの餅 [いも!たこ!なんきん!]

「アフリカで」
「餅が食べられるとは思ってもみなかった」

松本仁一著/アフリカで食べる/にありましたが。

だれでも思わないでしょう。

私など無学ゆえ
「餅」は日本の「糯米(もちごめ)」がないと
作れないと思っているものはなおさら。

稲(米)を生産している東南アジア等には
そんな調理!ないこともないでしょうけど
稲作はあたたか過ぎる地区が多いので
餅をついた直後からカビそう。

保存食にはならず!
あってもすぐ食べてしまう餅でしょうね。
土用餅のように。



アフリカの赤道下のガーナにある
「フーフー」という餅は
「黄色みをおびていて」
「絹のようにきめが細かく光沢があり」
「腰が強くて歯ごたえがよく」
「ほのかな甘みがある」そうな。

餅の材料はバナナとキャッサバ粉。

どちらも粘りがあるとはいえませんが。
それを臼に入れて
筋肉隆々の男が
ドガドガ!ドガドガ!とすごい勢いで
15 分以上つかねばならないのだそうな。

粘りのないものでも餅にする方法があるんですね。



北海道に
「いももち」というものがあるとか。
(聞き書 北海道の食事 道北<旭川>の食)

北海道で「いも」といえば
ジャガイモでしょうか。

冷めた塩煮のいもをすり鉢ですりつぶすと
粘りが出て餅のようになるそうな。



という訳で
わが家で育った「インカのひとみ」で
「餅」を作ります。

「インカのめざめ」系統のジャガイモです。

ところが!すり鉢はいくつかあるものの
すりこぎが行方不明。

ま!手でこねていたら
なんとかなるような気がします。

電気餅つき機の餅つきを見ていると
ドカドカつかなくても
餅になっているじゃないですか。

蒸してから!ビニール袋に入れてもみます。

もみます。

もんで!もんで!もみます。

飽きてきました。
なかなか餅になりませんね。

30 分経過。
指が疲れてきましたが
なんとなく粘りが強くなってきたような。
blogインカ11.jpg

餅になったことにしましょう。



原産地が南米アンデスのジャガイモには
同じところで生まれたトウモロコシがいいかな。

コーンポタージュの缶を開けて沸かし
「インカのひとみ」の団子にして入れれば
お雑煮。
blogインカ12.jpg

お雑煮もどき。
これはこれでおいしい。



(敬称略)
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