SSブログ

六甲山夏山の季節到来 幻のグルーム祭 [野道!山道!恋はけもの道!]

たまたま乗った
六甲ケーブルは展望車でしたが。
blog71.jpg

晴れていたら快適なんですが
横から雨が吹き込んできます。

六甲山上駅の中は薄暗い。
六甲ケーブル下駅は建て替えられましたが
六甲山上駅は開業時(1932)のまま。
blog72.jpg

重厚です。

ん!?
傘をさしています!構内なのに。
blog73.jpg

雨のせいじゃありません。
傘の数だけツバメの巣がありました。
糞を受け止めているのですね。
blog74.jpg

駅の上の天覧台に上がってみます。
blog75.jpg

1000 万ドルの夜景が見られる場所です。
飛んでいるキジ(?)は健在ですが
神戸の海と街は雨にかすんでいました。



車道(サンライズドライブウェイ)を
北に上って行き記念碑台に。
アーサー・ヘスケス・グルームが
寂しそうに雨に濡れています。
blog76.jpg

今日(2016/06/25)は
「グルーム祭」じゃなかったのでは!?
夏山開きの安全祈願祭をそう呼んでいます。

グルーム(1846 ~ 1917)は愛称「六甲山村長」
六甲山の開発や
道路!登山道!植林!砂防等の整備に
尽力したのだそうな。

広場にある
六甲山自然保護センターに聞いたら
午前中に関係者だけで室内で催行したのだそうな。

北の裏六甲から
南の瀬戸内海の方から
いろいろなハイキンググループが登山してきて
にぎやかに
「お祭り」をしているものと思ったのに。

ハイキングしてきた人は皆無?!



ん!?
自然保護センターに流れていた歌は
「神戸裏山ハイキングの歌」だそうな。
昭和 10 年(1935)服部良一作曲!

ちなみに「神戸裏山」とは
「裏六甲」じゃないんですね。

神戸の町の裏山!
つまり六甲山とその山麓のことでした。

そうですか!
服部良一は六甲山の歌を作曲していましたか。

有名な「青い山脈」は
どの山を見て曲想が湧いたか?!
「六甲山」と
「天王山」が争って(?)いますが。

それは服部の証言が
あいまいなことが(拙ブログ2014/04/12
迷走している一因でしょうけど
これでなにかヒントが得られたような!
そうでもないような!?

ま!こんな非生産性なことを
雨に打たれて考えているものはそういますまい。
ご先祖さまに申し訳ない。



斜めからくる雨に逆らって
西六甲ドライブウェイを西に歩きましょうか。

おお!いい匂い!
blog77.jpg

六甲山ホテルの
ジンギスカン・バーベキューのレストラン。

1 度だけ大昔に食事したような。
忘れるほど大昔ですが。

ながめがいいですよ。
おいしいですよ。
高価ですよ。

高価ではねぇ!ランチ抜きでも平気だい!

丁字ガ辻。
blog78.jpg

古い郵便ポストと
今では珍しい公衆でんわボックス。
ちょっとほほえましい。

崖に舞台になった木製の歩道を歩きます。
blog79.jpg

まぁ!すべる!すべる!
私の軽登山靴はすべって危ない。
ひとりでハラを立ててすすみます。

三国池。
blog80.jpg

標高は高いところにありますが
ま!平凡なため池ですが。

この畔にグルームが別荘を建てたそうです。
それが六甲山上の人家と別荘と
外国人の居住の嚆矢(こうし)だそうな。



ピンクが少しついた白い花びらが
あちこちの山道に散っています。

ヤマボウシの花でしたか。
blog81.jpg

可愛い実がついていますね。

穂高湖も雨の中。
blog82.jpg

もうザリガニ釣りの
女の子もいません。(拙ブログ 2016/05/29
blog83.jpg

私はなにをしているのでしょう。
なんか倦怠感がいっぱい。

向こうに六甲山牧場がかすんでいます。
blog84.jpg

あそこに行ってヤケクソで
高価なものでもいただきますか。

それとも森林植物園まで行って
無料の送迎バスで帰りましょうか。

どうでもいいような、、、。

グルームの初代の顕彰碑は
昭和 17 年(1942)軍部がやってきて
「敵国人」はけしからんと破壊したそうな。

グルームの戒名は英知院具理日夢居士。
「日本人」じゃないんでしょうか。

そんなことしていた「軍部」だった人は
戦後!なにごともなかったように
生きつづけたのでしょうね。
「内務省」の犬とか
「憲兵」のお先棒かつぎとかも。
甘いですね!日本は。

そんなこと!どうでもいいような、、、雨の中。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。