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musはブスにあらず 蒸し料理のランチ [昼定食]

「ムス」と読むのでしょうか。
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「え!ブスって!?」

「ムス」といっただけですよ。

こんなとき
“ だれがブスやねん!”
“ べっぴんと呼ばんかい!”と
大阪のいわゆるおばちゃんはいいかねませんが。

私の企画するハイキングにくる
アラフォー(around 40)のおね~さん方!
私をアゴで使っても
こんなセリフ!あんまりいいませんね。

大阪育ちの人も結構いるのに。

「まだ!おばちゃんになってないよ~!」



「mus」という店があります。
阪急・梅田駅から数分ばかりとぼとぼと歩けば
MBS(毎日放送)の北に。

「mus」は「むす」「蒸す」?!
蒸し料理の店舗なんですか。
日本では珍しいですね。
世界ではどうだか知りませんが。

ランチどきを過ぎているのに
店内には客がいますね!繁昌でなにより。

日替わりのランチをもらいます。
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シソ(紫蘇)とヒジキのせいろ蒸しごはん。
蒸した(たぶん!)豆腐のピリ辛ソースかけ。
春雨サラダ等。

やさしいランチですね。税抜き 880 円。



赤飯や“おこわ”は蒸して作りますね。
古代の習慣が踏襲されてきたのでしょうか。

どこかで甘い赤飯を聞いたことがありますが。

テレビ朝日編/私の味自慢 料理バンザイ!/に
のっていました。
1983 年発行の本ですが。

ゲストが自慢料理を披露するテレビ番組があって
それをまとめた本でしょうか。

俳優の上原謙のなん度めかの夫人の
上原雅美が「八雲風お赤飯」を紹介しています。

小豆の代わりに甘納豆を使うのだそうな。

まずくはなさそうな、、、。
甘いごはんは不思議じゃないですから。
ぼた餅なんか甘いけど
よく食べられていますよね。



「麦ごはん!お代わりしよっと!」

“おばちゃん”目前のアラフォーね~さんがいいます。

え!できるんですか!?
では!私も!

「あなたはあかんよ!“せいろ”ごはんやから」

え!?

「私はあなたのより 100 円も高い“mus ランチ”」
「ごはんは黒米ごはんか麦ごはんやもん」
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そういう仕組みですか!
残念、、、な気がします。



おばさんが!いや!
おね~さんがゆっくり食べているのを待ちます。

あ!そうそう!
上原謙の少し後輩で
やっぱり主に東宝で活躍した池部良にね
「蒸し白菜」のエピソードがありましたよ。

中国人ばかり働いている店に
みんなで行ったときのこと。

自分だけ少し中国語ができるということで
「小姐 先拿一品辣白菜来吧」と注文。
ま!正確には注文しようとしたそうな。

おね~さん!とりあえず
辣白菜(ら・ぱいつぁい)を
1 品持ってきてよ!ということらしいのですが。

そのとき治療したばかりのさし歯の調子が悪く
“ぱいつぁい”を
“ぱいぱん”と発音してしまったらしい。

中国からきたばかりのウェイトレスは泣き
店の支配人が怒ったそうな。

秘所に毛がないことを中国語でも
白板(ぱいぱん)というのですねぇ。

そして!ないことはとても恥ずかしいことらしい。

とりあえず先にあなたの“ぱいぱん”ください!では
トラブルになりますよね。

でもね!
スウェーデン人のオーサ(女の子です)は
初めて日本の銭湯に入浴してびっくり。

「まったく剃らない」
「自然のまま!初めて見た!」とか。

ということは!
剃らないスウェーデン人はいないの?!



「それが蒸し白菜!?」
「蒸し料理となんの関係があるの?!」

あれれ?!
「蒸し白菜」をいうつもりでした、、、よ。
今のはイントロ!
イントロをいっているうちに
本題を忘れてしまいました。



(池部良著/煮たり焼いたり喋ったり)
(オーサ・イェークストロム著/
  北欧女子オーサが見つけた日本の不思議/参照)
(敬称略)
タグ:池部良
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