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伏見・名水の町 ゆらゆらり [町道!街道!眠り未だ足らず]

230 段あります!石段は。
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試しに一気に上ってみようじゃないですか。

朝から体が重いのです。
今まで!足が痛いとか!のどが焼けているとか
どこか悪いところがはっきりしていたのですが
どこか分からないけど
ここなん日か体が泥のように重いのです。

重篤な病気になっているのかも。

1 段 1 秒で上っても 4 分じゃないですか。
それができるかどうか。
行きます!

1 度も休むことなく上れました。
4 分なんて全然かかりませんでした。
まだ!体は死んでいないのかな。
安心していいのやら。

明治天皇伏見桃山陵です。
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枯れている松が目立ちますが。

休むことなく杉林の中ゆるゆると上り
伏見桃山城に着きました。
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秋の行楽日和。
大勢の人が人生を享受しているように見えます。
平和ですね。



伏見桃山城のすぐ西の桓武天皇柏原陵。
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伏見桃山陵や伏見桃山城には
佃煮にするほど人がいたのに静かです。

平安京最初の桓武天皇と
最後の明治天皇が同じ高台で
ずっと京の町を俯瞰(ふかん)しているのです。

桓武天皇陵から南にまっすぐ降りて乃木神社へ。

乃木無人(乃木希典の幼名)少年が
米を搗(つ)きながら書物に目を通しています。
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軍神も貧しい家庭に育ったのですね。

さらに下れば御香宮神社に到着。
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七五三のお詣りで混雑する本殿の前をかき分けて
名水・御香水(ごこうすい)をいただきます。
ただですからね。



南下して月桂冠大倉記念館横の十石舟乗船場へ。
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舟遊びの乗船料は 1,200 円。
もっと西の乗船場から出ている
三十石船も同じ値段らしい。
そのうちいつか乗りたい!恋を抱いて。

しばらく伏見の酒蔵の町を徘徊します。

月桂冠大倉記念館は有料ですので
売店だけのぞいてから
キザクラカッパカントリーで
名水・伏水(ふしみず)をいただきます。

あ!伏水を売っていました。
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140 円。
器を持って行って詰めれば無料なんですがね。

もしかして!伏見という地名は
「伏水」と書いていたのじゃないでしょうか。

この水の硬度が伏見のいわゆる女酒!
甘口の酒を醸(かも)すのに適しているのですね。

そういえば昭和の初め(1928 年ごろ)に
奈良電鉄が
地下トンネルを通す計画を立てたと
この近くに住んでいた人がいっていたような。

酒の仕込み水は
表層に近いところの水で作られていたので大変。
水枯れや濁りが起きそう。

トンネル計画はいろいろ複雑な
利害(?)の結果だったようです。
それがその後どうなったのか知りませんが
奈良鉄道は潜っていません。

今の高架の多い近鉄線ですけどね。



パウチの日本酒!?
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黄桜大吟醸エアホールドパウチ!
600 円税別。500ml 。高いのやら安いのやら。

サイクリングやら
マラソンしているときに飲みやすいですね。
そんなときには飲みませんか!はは。



寺田屋。
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坂本龍馬が襲われた旅籠(はたご)と
喧伝(けんでん)されてはいますが。

この町にくるとたいていの人が案内を乞いますが
明治の終わりごろの建築のレプリカらしいですよ。

西に進めば濠川の橋のたもとに
「坂本龍馬 避難の材木小屋跡」の碑が。
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寺田屋で負傷して逃げた龍馬が
隠れたところだとか。

これは知りませんでした。
つい最近建てられたようですね。



新高瀬川に出ました。
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ランドマークの松本酒造の煙突は健在。

新高瀬川沿いを南下しましょうか。

1 度宇治川に出てから濠川の合流点に行くと
閘門(こうもん)があります。
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(宇治川側のゲートから濠川側のゲートを見ています)

三栖閘門(みすこうもん)というとか。
大昔!船運が盛んだったころには
こんなパナマ運河のような閘門が
いくつかあったそうですよ。

  世帯持つ気か わしがよなものと
    わしもおまえの よな人と

  酒はもとより 好きでは飲まぬ
    会えぬつらさで やけで飲む

伏見の「酒づくりの歌」が聞こえたような。



それにしても体がだるい。
「しんどい」と思いながら
足だけが別個の生きもののように
勝手に前に進んで行きます。

止まったら倒れるのかな。はは。
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