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岡本梅林 保久良梅林 [解語の枯れ尾花]

神戸市東灘区の岡本梅林(岡本公園)の春。
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昭和 57 年(1982)から整備された
新しい梅林ですが
十分!観梅ができるまでになりました。
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六甲山の急斜面のこのあたり一帯
大正末期までは
梅の名所だったようです。
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先の大戦の終わったころには
消滅してしまっていたのですね。

梅の花びらを浴びながら
「岡本梅まつり」の主催者から
甘酒のふるまいを受けました。
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200 本近くの梅が開花しています。
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見晴らしのいい梅林です。



ゆるやかに上れば岡本八幡神社。
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なぜか!しゃもじが並んでいますが。
たぶん!絵馬なんでしょう。



観梅の人たちはさらに坂道を上って行きます。
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保久良(ほくら)梅林に行くのです。
急坂ですが
舗装された幅員のある道です。

まだ冬の樹々が高い。

直登しましょう。
ぞろぞろ歩くのは面白くありません。
でも!距離は短いのですが
岩だらけの歩きにくいさらに急な小道かな。
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下のほうは冬姿の葉っぱのない明るい雑木林
やがて常緑の照葉樹林です。
上るにつれて薄暗くなります。

“いたずらしないでね”

「そりゃ!こっちのいうせりふでしょ!」
「それより!無茶苦茶しんどい道じゃないの!」

突然明るくなり!上方にピンクの色が!
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保久良梅林ですね。

手前の急斜面は開墾して
梅の苗木を植えたばかりのようです。

岡本梅林の復活に
昭和 50 年(1975)
まず!こちらに植樹を始めたらしい。
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アラフォー(around 40)のおね~さんくらいな
年齢の梅林ですか。
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おね~さんならピークは過ぎていますが
梅林はこれからでしょう。

「よけいなおせわよ」

ここには俗っぽいものがなにもありません。
梅の花だけで!
いいような!面白くないような。



保久良神社に寄ります。
そちらにトイレがありますよ。

「早く行こう!」

やっぱり!?
いえ!なんでもありません。

日ごろ!平均年齢の
すごく高い人ばかり連れて歩いていると
よく気がつくようになるのです。

日陰で可哀そう。
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本殿の前に紅白の梅が咲いていました。

でも!清楚ですね!
まるで私の人生のようです。

「どうして!いいほうにばかり着くの!」

鳥居の前に
「灘の一ツ(ひとつ)火」という
昔の灯台があります。
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天気晴朗なれど
海はかすんでいます。

春なれや 名もなき海の うすがすみ

「名もなきというより!」
「有名な大阪湾!神戸港じゃないの?」

それを「名もなき」というのが「句」です。
エラいでしょ。

「別に~!」

芭蕉の句の

春なれや 名もなき山の 薄霞

のパクリですけどね。
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