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新じゃがの山椒煮 [いも!たこ!なんきん!]

先日買ってきた(拙ブログ 2017/05/26
メークイン(新じゃが)を煮ます。

鶏肉手羽元を
鍋に油を敷いて焼きます。
手羽元を降ろして
洗って水気をふいた新じゃがを入れて
油をまわします。
新じゃがを降ろして
白菜の古漬けをきざんで炒めます。

みんな鍋にもどして水を注してことこと。

たまたま白味噌があったので
加えます。
冬の名残りの酒粕もまだあります。
それもちぎって入れておきます。

山椒の葉は
もう夏の日差しの中!バシバシ!ごわごわ。
枝を多量に切りました。
枝と葉柄を捨てて丸い葉だけにしてみます。
メンドくさいったらありゃしない。

それをイワタニのミルサーに入れてガ~!
刃だけ高速回転するだけですね。はは。
あたりまえですね。

豆乳を少し加えて再度挑戦。

ま!
5 秒でバラバラ!
ドロドロにはなりましたけどね。

それをイモの鍋に入れて火を止めます。

都会的なセンスを身にまとっていても
(ウソついてすみません)
イモ類を大量に食べるとほっとする私です。
blog31.jpg

“フーテンの寅” みたいですね。

あ!
「男はつらいよ」の脚本集
どこかへ行って手元にありません。
初期の初期!
TV版のを読み返したくなったのですが
どなたか私の本!知りませんか。

もっとも思いあたる筋の人は
破天荒な人生の人ばかり。
殺されたか
自ら命を絶ったのか
もう!鬼籍に入っていることでしょうねぇ。



じゃがいもの呼称はたくさんあるようですが
「新」がつくのは
「じゃがいも」だけなんでしょうか。
「新きんかいも」とか
「新ごしょいも」とか聞いたことがないような。

新じゃがを煮る  国境の町を行く   ほっ

「故郷はなれて はるばる千里」の
満州の荒野で詠んだ句のように見えませんか。
満州に行ったことはないですが。

大和と山城の国ざかいを通ってきた新じゃが!
ということだけですがね。(拙ブログ 2017/05/26



映画「男はつらいよ」の「フーテンの寅」は
「イモの煮っころがし」が好きなようなので
演じている渥美清も好みじゃないかと
短絡的に思ってしまうのですが
どうなんでしょう。

渥美清(俳号・風天)の句を
探してみたのですが
「イモ」はないような。
素朴な食べものなら
切り干し大根の句がありました。

切干とあぶらげ煮て母じょうぶ  風天

不安定な句ですが。
これが大阪弁で
「きりぼしと あぶらげたいて 母丈夫」
とすれば座りがいいのですがね。

このころがりそうでころがらない調子が
「風天」の句の持ち味のような。
そんな気がしますが果たして。

いい句です。



(敬称略)

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