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苅藻とは 川崎重工業車両カンパニー [工場見学]

苅藻(かるも)駅です。
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神戸市営地下鉄海岸線の駅。
まぁ!書きにくい読みにくい駅名。

もっと簡潔にしてもらえませんかね。
といって
韓国のように漢字を放棄してしまうと
これまた混乱しそうですが。

平仮名!カタカナだけも読みにくい。
特に長文は
平仮名の中に漢字とカタカナを
ちりばめた文章がいいような。

それはさておき
これは地名から命名したのでしょう。

「苅藻通」「苅藻島町」という町があり
「苅藻橋」という橋もあります。
横に流れている新湊川は
昔は苅藻川といっていたのかも。

「苅藻川は源を鵯越(ひよどりごえ)に発し
「長田尻池を過ぎて海に注いでいたが
「新湊川ができてから
「此川は名称がなくなった

「運河の入口に作った島が
「苅藻島と呼ばれている

と!古い新聞(大阪朝日 大正 5 年)の
記事にあるそうな。

万葉集の柿本人麻呂の歌。

「玉藻刈る 敏馬(みねめ)を過ぎて 夏草の
「野島が崎に 船近づきぬ  (250)

この「玉藻刈る」から出た地名だとも。

でも「敏馬」や
「野島が崎」はどこを指すのでしょう。

それに「玉藻刈る」なら
「藻苅」とならなかったんですかね。
白文で見ても「珠藻苅」なんですがね。

「藻」を「苅る」のなら
漢文書きなら「苅藻」に違いないのですが。



東に広大な工場があります。
川崎重工業の兵庫工場。

0系新幹線!旧こだま号!
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すごいものを展示していますね。

この工場は「車両カンパニー」と呼ばれ
1906 年から鉄道車両を生産しているとか。

製造中でしょうか!
公道から車両が見えます。
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工場内の線路が公道を横断しています。
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この線路!
JR兵庫駅と和田岬駅を結ぶ線路
つまり通称・和田岬線(山陽本線)に
つながっているそうな。

納品に線路を走らせて行くとは!
便利ですね。

他には
トレーラーで深夜に陸上運送でしょうか。

兵庫運河にも接しているのは
海上運送のためでしょうか。
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海外とかには
とりあえず神戸港まではしけで行きますか。

運河は幅員があって波穏やかでしょうけど
橋をくぐらねば、、、。
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干潮時をねらうんでしょうね。
干潮時には橋下の高さを確保できても
今度は水深がなくなりそう。

私が心配することもないのですがね。
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(新訓 万葉集/佐佐木信綱編/参照)
(敬称略)
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