信貴山 大根だき 食べられず [野道!山道!恋はけもの道!]
信貴山(しぎさん)
朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)の仁王門。
本堂が上方に見えてきたら
大虎が首を振っています。
千手院がにぎやか!朝早いのに。
「大根だき会(え)」ですか。
冬がくると
関西の多くの寺院で催行しています。
「だいこだき」というようですが
「大根炊き」「大根焚き」「大根煮」
「大根だき」とあてる字は各所でまちまち。
関西弁では
「煮る」という単語を使わないような。
基本的には「たく」というんですなぁ。
「煮豆」や「煮熟(ぬ)き」は例外ですが。
門前で声をかけてくれた
案内のおね~さんに
「早いから先にお詣りしてきます」
なんて殊勝にいって本堂に。
本堂の舞台から見れば下界に雲海!?
どこへ行っても日本の古刹には
すぐそばまで
俗世間の生臭さが接近していますが
ここには人家も見えず清々しいかぎり。
なん度かここにきているのに
まだ!
奥之院に参拝したことがなかったような。
聞けば歩きやすい道をたどればいいとか。
行きます。
ありません。
どんどん進んでもありません。
ここかな。
かなり本堂から離れた!と感じたのですが。
寶青院と書いてあります。
行き交うハイカーに尋ねても分かりません。
とりあえず!一番高いところに上ります。
信貴山城跡ともいわれる山頂。
山頂の空鉢護法堂(くうはつごほうどう)が
今日も多くの信仰を集めています。
ここは大和国(奈良県)と
河内国(大阪府)の境!
見晴らしがよろしい。
「白雲生ずるところ人家あり
もしや!あれは千手院の大根焚きの煙!?
おなかすいた!
大根!食べたい。
いや!奥之院のほうが先ですね。
地元・平群町(へぐりちょう)の人が
やっぱり!先ほどのあの道を
どんどん進めばいいと教えてくれます。
元にもどって
どんどん進めば
どんどん下がって行きます。
根がなまけものですから
こんな急坂一度降りたら
もし!違うよ!引き返せ!上れ!といわれても
もう!気力が残ってないですけどね。
棚田に藁(わら)が積まれています。
人家のあるところまで
降りてしまったじゃないですか。
やっと奥之院がありました。
奥之院は山中深くあるものと
勝手に思っていたのはうかつでした。
本堂よりうんと下界に!
開けたところに!あったとは。
大根だきはあきらめて
このまま!ふもとまで下りて帰ります。
急な車道を急ぎます。
これも思慮が足りませんでした。
街までこんなに遠かったとは!
どちらを向いても木々は燃えて
にぎやかですけどね。
でも!やっぱり!おなかがすいた!
柿の実!くださらぬか。
どこに駅があるのやら。
谷の底には絶対にあるはず。
モバイル系のものは一切持っていなくて
まさか!こんなことになるとは
夢にだに考えていなかったから
地図の用意もありません。
なんとか平群町役場につきあたりました。
やれやれ。
道ばたに無人の図書館(?)がありました。
すごい!
なんだか安堵して!立ち読みです。
朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)の仁王門。
本堂が上方に見えてきたら
大虎が首を振っています。
千手院がにぎやか!朝早いのに。
「大根だき会(え)」ですか。
冬がくると
関西の多くの寺院で催行しています。
「だいこだき」というようですが
「大根炊き」「大根焚き」「大根煮」
「大根だき」とあてる字は各所でまちまち。
関西弁では
「煮る」という単語を使わないような。
基本的には「たく」というんですなぁ。
「煮豆」や「煮熟(ぬ)き」は例外ですが。
門前で声をかけてくれた
案内のおね~さんに
「早いから先にお詣りしてきます」
なんて殊勝にいって本堂に。
本堂の舞台から見れば下界に雲海!?
どこへ行っても日本の古刹には
すぐそばまで
俗世間の生臭さが接近していますが
ここには人家も見えず清々しいかぎり。
なん度かここにきているのに
まだ!
奥之院に参拝したことがなかったような。
聞けば歩きやすい道をたどればいいとか。
行きます。
ありません。
どんどん進んでもありません。
ここかな。
かなり本堂から離れた!と感じたのですが。
寶青院と書いてあります。
行き交うハイカーに尋ねても分かりません。
とりあえず!一番高いところに上ります。
信貴山城跡ともいわれる山頂。
山頂の空鉢護法堂(くうはつごほうどう)が
今日も多くの信仰を集めています。
ここは大和国(奈良県)と
河内国(大阪府)の境!
見晴らしがよろしい。
「白雲生ずるところ人家あり
もしや!あれは千手院の大根焚きの煙!?
おなかすいた!
大根!食べたい。
いや!奥之院のほうが先ですね。
地元・平群町(へぐりちょう)の人が
やっぱり!先ほどのあの道を
どんどん進めばいいと教えてくれます。
元にもどって
どんどん進めば
どんどん下がって行きます。
根がなまけものですから
こんな急坂一度降りたら
もし!違うよ!引き返せ!上れ!といわれても
もう!気力が残ってないですけどね。
棚田に藁(わら)が積まれています。
人家のあるところまで
降りてしまったじゃないですか。
やっと奥之院がありました。
奥之院は山中深くあるものと
勝手に思っていたのはうかつでした。
本堂よりうんと下界に!
開けたところに!あったとは。
大根だきはあきらめて
このまま!ふもとまで下りて帰ります。
急な車道を急ぎます。
これも思慮が足りませんでした。
街までこんなに遠かったとは!
どちらを向いても木々は燃えて
にぎやかですけどね。
でも!やっぱり!おなかがすいた!
柿の実!くださらぬか。
どこに駅があるのやら。
谷の底には絶対にあるはず。
モバイル系のものは一切持っていなくて
まさか!こんなことになるとは
夢にだに考えていなかったから
地図の用意もありません。
なんとか平群町役場につきあたりました。
やれやれ。
道ばたに無人の図書館(?)がありました。
すごい!
なんだか安堵して!立ち読みです。
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