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田辺大根の酢煮  [絵に描いたどじょう地獄]

心身!すき間風に震えながら
たいくつなので
枕にしていた本をめくっていたら
昭和 5 年(1930)発行の
林春隆著/野菜百珍/の
「大根の話」のところに
冬の食べ方のひとつが書いてありました。

「大根を鉋(かんな)で薄く切って
「醤油と酢を合わせたもので煮(た)き
「小魚の焼いて
「細かくしたものを加えて炒(い)りつけ
「暖かいうちに供する

分かったようで!よく分かりません。
今どきのレシピのように
分量も調理時間も著述がありません。




田辺大根(拙ブログ 2017/12/17)を食べます。

90 年前のレシピを参考に
ピーラーでスライス。

ツンとくるような強情なものが食べたくて
穀物酢に
あんまり塩辛いのもイヤですので
だし醤油を落として
沸かして煮ましょうか。

たまたまあったので
金時人参も加えます。

大根や人参を煮たら
グズグズと柔らかくなるものかと思ったら
酢煮は逆にしっかりとしてくるんですね。

つぎに「炒(い)りつけ」ですか。

う~ん?!

これは
煮詰めるということじゃないでしょうか。

小魚の用意がないので
かつおぶしを
空煎りして使おうと思ったのですが
思っただけでメンドくさいので
そのままバサッと放り込んでしまいました。

お好み焼き用の魚粉がいいかも。

魚粉を加えれば煮汁は吸い取られて
激減して「炒(い)りつけ」状態になりそう。
blog51.jpg

念のため(?)
魚粉(?)のふりかけ(丸美屋のおかか)を
振って食べたらどうでしょう。

なかなか!美味ですなぁ。



大根と人参のスライスを見ていたら
油で炒めたらおいしそうに思えてきました。

日本酒と醤油と砂糖を振って
花がつおを加えてかき回して
茹であがったばかりのスパゲティと
混ぜました。
blog52.jpg

到来もののウイスキーと食せば
孤閨も捨てたもんじゃないですなぁ。



スパゲティは
ほんのこの前まで 500g 入りのものが
50 円くらいで売られていましたね。

貧乏人には大変重宝していましたが
最近は
そんな値段では見られなくなりました。
89 ~ 99 円くらいかな。
以前の倍近い!?
それでも他の物価に比べたら安いかも。

身も心も嚢中も凍りつく厳冬に備えて
買いだめしておきますか。



(敬称略)
タグ:田辺大根
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