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チヌ(黒鯛)食い逃げ?! [食い逃げ未遂]

雨中ハイキング(拙ブログ 2018/05/17)のつづき。

濡れねずみになって大阪市西成区の
居酒屋(ほろ酔い処 三丁目)に
なだれ込みました。

熱燗(あつかん)といいたいところですが
あまり寒くはないので生ビールをください。
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「手前のサーモンの横の 2 切れ!チヌ!」
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チヌといえば大阪湾での呼称?!
おフランス語(?)ではクロダイ(黒鯛)?!

「泉州(大阪湾)で釣ってきた」とか。



大阪湾の古い呼び名は茅渟(ちぬ)の海。
古事記の神武東征において
神武帝(当時は神倭伊波礼毘古命?)の兄が
矢を受けて負傷し血が流れたので
血沼(ちぬ)の海となったそうな。

日本書紀にはやはり
矢傷で死んだとは記述してあるものの
大阪湾は潮流が速かったので
浪速(なみはや)の国となしたとあり
「茅渟の海」の単語はないような。

「浪速」は後に「浪華」や「浪花」!
さらに「なんば」と発音して
今は「難波」表記?!
逆なら分かりやすいのですが
どうして画数の多い漢字に変化するの?!

その茅渟の海に
たくさん棲んでいる魚だからチヌ!?

なっとくいきかねる説ですけどね。

クロダイはマダイとは微妙に違うと
魚屋や釣り人はいうものの
色が違うだけで容姿や体形はおなじです!
シロート目には。

タイは日本では圧倒的に好まれる魚ですが
ヨーロッパやアメリカでは下魚?!
骨が硬く!口に入れればケガをする魚。
せいぜい飼料か肥料!?

隣国の中国では忌み嫌う時代が長いとか。
人の死肉をあさる魚だからだそうな。

ああ!そうかも。
魚類はタイやチヌにかぎらず
死肉に集まります。

河口付近!汽水域に多いチヌは
死体が流れてきたら真っ先に食べますよね。

その姿は「血沼(ちぬ)」!?
獲物をしとめて食事中のライオンのよう!
だからクロダイはチヌ!
チヌの名称が生まれた!
そんな気がしてきました。

どなたかご賛同と補足説明あれ。



身体中!ぐっしょり。
靴の中がちゃぷちゃぷしています。
そんな気味悪いときに
気味悪いことを考えてしまいました。

「これが頭」
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「塩焼き」
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「私!これは持って帰る~」と
アラフォー(around 40)のおね~さん。
明日の弁当に入れるつもりかな。

雨中行軍ですっかり疲れて
ことばを失っていたのですが
紅茶(?)チューハイを
なん杯か飲んだら生き返ったようです。

チヌではもうない?!
なんでもいいです!どんどんください。

シラス!?ドロメ?!
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大阪湾のカタクチイワシの稚魚!?

生シラスが大阪湾の漁港に
水揚げされるようになったのは
ごく最近らしい。
くいだおれの大阪も
昔は生シラスを食べる習慣は
なかったようです。

ウミブドウ!?
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これは大阪湾にはないでしょうけど。

豆腐はいただきますが。
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おね~さんはまだ食べますか。
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なん杯飲んだか忘れました。
濡れていることも忘れてしまい
おなかがいっぱい。

ひとり 3,000 円置いて逃げますよ。

「お釣り!いらないよ~!

「お釣りないよ!もう少し!置いてってよ~!」

ごめんなさ~い!(脱兎のごとく)



あれ?!
食べたことしか
書くことがなかったハイキングでしたね。



(安本美典著/大和朝廷の起源/)
(古事記/福永武彦訳/)
(クック編集部編/おいしい魚図鑑/)
(敬称略)
タグ:古事記
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