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幻の摂津鉄道 恐竜伝説 [いわなが姫の丑の刻参り]

阪急(能勢電鉄)の川西能勢口駅と
JRの川西池田駅は
近接していると知ってはいましたが。

どの分野でも
全体像を把握することができない阿呆で
阪急に乗ったら阪急の駅の周囲だけ
JRを利用したら
JRの駅の付近だけ認識しています。
私の脳裏につながりはありません。

今日はいいランチはないかと
阪急から南に出て彷徨していたのですが。

あ!いいランチとは
安い!量がある!ということだけが
私の定義ですが。あは。

阪急とJRとが陸橋で連絡していました。
それも長い空中通路です。
5 分くらいかかりそうですが
屋根つきです!すごい。

ふと!思い出しました。
能勢電鉄に
国鉄前線という線路があったのでは。

川西能勢口駅と川西国鉄前駅を結ぶ路線。

もしかして!
今歩いている陸橋の下がそうなの?!

調べる術(すべ)もあまりないのですが!
全然重なりはないようです。
それに阪急の駅も国鉄(JR)の駅も
現在の場所とは少しずれているのでは。



結局!阪急(および能勢電鉄)の
川西能勢口駅にもどり
この周辺では唯一知っている!
知っているといっても
行ったことがあるというだけですが!
北側のビルのモザイクボックスへ。

地下にもぐり
午後 2 時を過ぎてしまったので
「ごはん処 大戸屋」で妥協します。
blog01大戸屋.jpg

「鶏と野菜の黒酢あん定食」!
blog02大戸屋.jpg

税込み 880 円とは!
初めの想定値から上にずれていますが
おいしかったから!あきらめますか。



廃線は他にも。
摂津鉄道跡があるはず。

川西能勢口駅から東に
猪名川近くに「摂津鉄道」の北の端の
池田駅があったのでは。

あ!明るい場所が。
blog03.jpg

鉄道跡かなにか分かりません。
ただの公園かも知れません。

駅があったのは
明治の中ごろのはなしですからね。

摂津鉄道は川辺馬車鉄道が
牽引を馬から
蒸気機関車に変更した後の名前らしい。

川辺馬車鉄道は
尼ヶ崎(尼崎か尼ケ崎かも)から伊丹間の
営業キロ数は 8.3km だったとか。

蒸気機関車になってから
池田まで延長したのでしょう。



その鉄道はどこへ行ったのでしょう。

ふと「恐竜」のように思えました。

ニワトリの顔を見ていると
恐竜の面影があるような。

絶滅なんかしていないのでは。
ちゃんと
鳥に姿を変えて生きている!?

摂津鉄道は
阪鶴鉄道に買収されていました。

阪鶴鉄道は買収後
路線を北へ!北へ!
日本海に向けて延ばしたのですね。
福知山までは行ったようですが。

その「恐竜」のような古い鉄道は
今!JRの
福知山線と姿を変えているのでしょうか。

「鳥」はいるようにも思えますが。

阪鶴鉄道は池田と大阪間の鉄道路線も
計画していたそうな。

その計画線が今の阪急・宝塚線!?
阪急の事実上の生みの親の小林一三は
阪鶴鉄道の役員だったらしい。
おぼろに「恐竜」の系図が浮かびませんか。

脳裏には浮かぶのですが
なんにも見つけられませんね。
120 年前のできごとですからね。



猪名川沿いに
遊歩道が整備されているので
少し上流に向けて歩きます。

コンクリート製の斜張橋としては
日本一と自称している新猪名川大橋。
blog04ビッグハープ.jpg

「ビッグハープ」という愛称のほうが
通りがいいですが。

恐竜の!いや!竜のしっぽ?!
blog07ビッグハープ.jpg

竜のしっぽに見立てています。
なぜなら!このあたりには
「竜」の伝説や逸話が多いからだそうな。

わ!これも竜!?
blog05加茂井堰.jpg

竜が水をせき止めているような加茂井堰!

どうして丸いの?!
blog06加茂井堰.jpg

土石や
コンクリートのダムではないですね。
ゴムびきの布に空気を入れて
ふくらませているらしい。

日本各地に九頭竜伝説があるようですが
この地は清和源氏の祖の
源満仲が退治したことになっています。

猪名川があばれたら
満仲が現れて
この堰を断ち切ることになっているのかも。
少しの切り傷だけでしぼみそうです。



(新潮社発行/日本鉄道旅行地図帳/参照)
(敬称略)
タグ:廃線
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