吉野川の千石橋を渡って

近鉄・下市口駅から南に少し歩いて
千石橋を渡ります。

化石でも現れそうな
岩石がむき出しの吉野川です。


ま！正式には「紀の川」でしょう。
奈良県では「吉野川」と
名称をゆずらないのですが
和歌山県まで流れたら
堂々（？）と紀の川となります。

大昔にこのあたりの「渡し」跡を
つぎつぎに訪ねたことがあるような。

すぐ上流にも！たぶん
渡船場（桧の渡し？）跡がありました。


記憶力は昆虫以下！
だれかの尻について歩いたところなんか
3 歩歩けばもう忘れています。

吉野葛の吉田屋に寄ります。


ホンモノの葛は高価な食材ですね。

支流の秋野川沿いの道を歩きます。


昔はたいそうにぎわっていた街道かも。
1 日に千石の荷が通っていたので
先ほどの橋は
「千石橋」というくらいですから。

立派な寺院ですね。


奈良県では最古の梵鐘や
室町時代の庭園がある願行寺。

境内の公孫樹（いちょう）の大木が
ランドマークになっています。


夏には街道を行く人に
影を提供しているのかも。

わ～い！酒蔵です。


藤村酒造。


酒蔵の見学はできなかったのですが。

ブルーベリー梅酒がありました。


紀州の南高梅と吉野のブルーベリーで仕込み
10 年熟成したものだとか。
無濾過 720ml びん詰め 1,200 円（税込み）。

糖分のない梅酒ばかり作っているものには
甘い！
甘いですがなかなかの仕上がりです。

千石橋まで帰ってきました。

橋の南詰で地元産の野菜を売っていました。

縮れ葉のケール？！


私の知っている
青汁等に利用されるケールは
ごわごわで硬いのですが。

このケールは柔らかそう！
マヨネーズで炒めてみましょうか。

橋の右岸！すなわち北の下市口駅側に
「大淀食堂街」なるものが。


あれ？
奈良県大淀町なんですね！こちらは。
ずっと奈良県下市町ばかリ
歩いているつもりでしたが。
下市口駅は大淀町でしたか。

ランチどきで混雑していて
私の趣味に合いそうもなさそうなので
通り過ぎますが。
あ！私の趣味とはただ金額の問題ですが。

千石橋と下市口駅を結ぶ下渕商店街は
たまたまなのか
私がきたときにはいつも
シャッター街のような雰囲気。


そんな寂しい中！
居酒屋でしょうか！
「かのこや」という店に
昼定食ののぼりが出ています。

今日のメニューは
「かつ丼」と
「うどん」（630 円税込み）でした。


なんのてらいもない！
家庭的な味で！いいじゃないですか。
なんといっても値段が
私の懐中の事情に合っています。