SSブログ

軍靴の音 離陸の音 逃走の音 [町道!街道!眠り未だ足らず]

JR北伊丹駅(兵庫県伊丹市)の真上を
飛行機がひんぱんに飛んで行きます。

猪名川の軍行橋を渡ります。

すごい名前ですね。
目を閉じれば明治時代!
演習に向かう帝国陸軍の
兵隊の行進の靴音が聞こえます。

河原に並んでいるのは
離着陸の誘導灯でしょうか。
blog51.jpg

この先が伊丹空港(大阪国際空港)ですね。



すごい!
推定樹齢 300 年の
浄願寺の公孫樹(いちょう)の大木。
blog52.jpg

驚くのはその大きさではありません。
キリとムクノキが寄生しています。

寄生というのはおかしい?!
合体!融合しています。
それで 3 樹とも元気ですね。



飛行機がいます。
blog53.jpg

空港ですから飛行機はありますよね。

伊丹空港の北の端の公園。
「エア・フロント・オアシス下河原」なんて
舌をかみそうな
1 度では覚えられないような名前の緑地。
離陸する飛行機や
ヘリコプターがよく見えます。
blog54.jpg

「飛び立つよ!」
通り過ぎていると!だれかが叫びます。

すると周囲のみなさん
座っている人も歩いている人も
一斉にカメラやケータイを掲げます。
blog55.jpg

離陸するたびに
なん度もカメラを構えています。

はは。
きりもないでしょうに。

そういう私も歩を止めて仰いでいますが。



猪名川の左岸の土手をくだります。

堤の上に延々と一直線に人が並んでいます。
blog56.jpg

奇妙に思うのは私だけ?!
河川敷のグラウンドで
こどもたちがなにか試合をしています。

家族が応援ですか。

こんなほほえましいと世間でいう
ファミリーの行動!苦手です。
親にも子にもなりたくない!
ひねくれものです。



ふたたび猪名川を渡ってJR伊丹駅。

駅前の有岡城(伊丹城)跡です。
blog57.jpg

今!残っているものだけでは
よく分かりませんが
街屋敷や町屋を取り込んだ総構えの城を
荒木村重は建てたのですね。

相当な器量の男だったのに
信長軍との戦いでは
家族が皆殺しされるのも構わず
逃げましたね。

尼崎城に逃げ
尼崎では家臣を犠牲にして
花隈城に逃げ
ここでも家来が討ち死にしているのに
またまた自分だけが逃げ
生き延びたとは
どう評価したらいいのでしょう。



白雪ブルワリービレッジ長寿蔵。
blog58.jpg

2 階のミュージアムは無料で見学できます。
blog59.jpg

江戸時代の伊丹の酒造りを少々お勉強。
blog60.jpg

1 階のレストランは少々お高いですが
たまにはひとりで
こっそり食べるのもいいかな!と
おごった考えが浮かんだのですが
順番待ちができていたので断念。



これまた伊丹を代表する酒の
老松酒造です。
blog61.jpg

大阪の某居酒屋の夫婦が
老松の新酒が届くと
「まぁ!いっぱいいけ」と
客でもない私をつかまえて
いつも飲ませてくれていましたが。

なんのお返しもしないうちに
会うこともなくなり!すみません。

いつも現実逃避だけの情けない人生。
荒木村重のことを
とやかくいえる身ではないですね。

「老松」に隣接して店舗が見えます。
「串揚げ」ですか。
まさか老松の経営ではないでしょうけど
その「串の助 kura」にふらふらと入店。

800 円(税込み)のランチ。
blog62.jpg

たしか!
ごはんをお代わりしてくださいと
いわれたような。

いいです!これだけで。
おなかも心もいっぱいになりました。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。