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菅原道真の母がいた須磨の天満宮 [猫も歩けば棒立ち]

見渡せはながむれは見れは須磨の秋
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(みわたせば ながむれば みれば すまのあき)

芭蕉の句とあります。

須磨の現光寺の境内。
もっとも門前には
「源氏寺」と彫られた
大きな石碑がありますが。

手元の資料を見れば
松尾芭蕉の 36 歳のときの句。
まだ「芭蕉」ではなく
「桃青」の時代の句では?!

それはともかく
芭蕉はここにきて詠んではいませんね。
たぶん。

句集をめくってみれば
この句の前後に
いろんな謡曲から
影響を受けた句が並んでいます。

この須磨の句も
謡曲「須磨源氏」や
古今和歌集に接して作ったのでは。

シロート考えを堂々と書いてすみません。



須磨寺の境内の句碑。
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須磨寺やふかぬ笛きく木下闇
(すまでらや ふかぬふえきく こしたやみ)

芭蕉 45 歳。

これも謡曲「敦盛(あつもり)」を
踏んではいるようですが
ここにきて作句したのでしょう。
前後に
須磨や明石の句が連なっていますから。



須磨寺の山門に回れば天狗!?
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つづいてこどもたちがかついだ
神輿(みこし)が出てきました。
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「寺」に「神輿」?!
ま!深くは考えますまい。

「天神まつり(2019/05/26)」だそうな。
須磨寺に立ち寄っていたようです。

行列は
「須磨 知恵の道」をくだって行きました。
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在原行平と
須磨の姉妹とのゆかりの
「松風村雨堂」に「松」を訪ねてから
海のほうへくだったら
また!神輿に会いました。
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女の子もいるんですね。
この暑さ!倒れないようにね。



「天神まつり」ということは
綱敷天満宮のことですか。

神社に先回りしてみます。
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なかなか斬新な天満宮です。

丸い「おみくじ結び」!
なす(茄子)のこしかけ?!
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「波乗り祈願」の碑!
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海岸が近いですからね。

動かない牛の群れは
ここだけではないような。
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仏塔?!
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ではないというのですが。

これは?!
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菅原道真の母!?

抱かれているのは道真だとか。
すごい!

文子天満宮で
乳母という女性は見ることもありますが
母は初見かも。

おかあさんがいたのですね。
そりゃ!いなければ誕生しませんが。
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