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北野天満宮 足つけ灯明神事 粟餅 [平安京有情]

北野天満宮の門前の「粟餅所 澤屋」!
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行列がありませんね。
最近!私が通るときにはいつも
大勢の人が並んでいたので
寄ることはなかったのですが
それなら!

ああ!あまり広くはない店内は満席状態。
それなら!テイクアウトにします。
どこでいただきましょうか。

北野天満宮はたなばた祭り。
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影向(ようごう)の松(右の赤松)の下にも
笹飾りがあります。
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10 年ばかり前から
「京の七夕」というイベントを
だれかが開いています。
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京都市内に 4 か所のエリアを作っていますが
北野天満宮は「北野紙屋川エリア」だそうな。
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雲間より星あひの空を見わたせば
しづ心なき天川浪(あまのかわなみ)

平安時代の
大中臣輔親(おおなかとみのすけちか)の歌。

「しづ」は「静」ですか。
雲が流れているのですね。
それで天の川が荒れていそうで
織姫の逢瀬がうまくいくかどうか
心配しているのですね。

「たなばた」は分かりやすいですね。

正月だ!初日の出だ!と騒いでいるのに
昨日とおなじ空だし
立秋だ!立冬だ! といっても
太陽や雲に書いてある訳じゃないし。

「たなばた」には織姫がありますか。

余計なことですが
「たなばた」は平仮名で書きたし。
「七夕」は「しちせき」と読むべし。
と!ごまめの歯ぎしり!無視してくだせぇ。



北野天満宮の
笹(厳密にいえば竹でしょうけど)は
いつも気持ちがよろしい。
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生きています。
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全部!植木鉢に根があります。
この努力に感心します。

本殿の前が甘酸っぱい匂い。
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梅干の土用干し。

幼いころの家を思い出します。
あんまり懐古しない性格なのに。
よくつまんで食べていたから。
あの酸っぱいものを!?
昔から
なんでも食べるヘキがあったのですね。



御手洗(みたらし)川にだれもいません。
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では!勇んで!勇むことはありませんが
「足つけ灯明神事」を。

300 円納めてろうそくをもらいます。

ここのろうそくは 5 色あります。
細かいのですが!大ざっぱにいえば
紫は身体安全!
青は芸道上達!
赤は良縁成就!
グレイは開運招福!
黄は金運向上!

今日はもちろん!黄色をもらって
運気!ひとり占め!
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下鴨神社と
おなじように(拙ブログ 2019/07/24
石垣の間の斎火から点火。
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自分のろうそくと
おなじ色の種火から点火するの!?
しなければいけないの?!
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もたもたしていたら
どどっと人がやってきました。
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ふと思います。
これ!昼間してもいいのでしょうか。
なんだかご利益(?)がないような。



帰ります。

JR円町駅か
ちょっと頑張って京阪・出町柳駅か
どちらに向かって歩こうかと
思案していたら
203 系統の市バスがきました。

暑いし!
「乗れ」と
神さまの声が都合よく聞こえました!

「烏丸今出川」停留所でドライバーが
バスと乗客を残して飛び出して行きました。

「生理現象」きわまったらしい。

さて!どうします?!
満員の乗客は無言のまま。
ときどき幼児の声。
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なん分したらパニックになりますかね。
私は着席しているので
気分は少し楽ですが。
歴史の証言者になれるかな。

パニックは起きませんでした。
6 分ぐらいでドライバーは帰ってきました。



京阪・特急で帰ります。

駅構内のコンビニで
抹茶のビールを買いました。
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正確にいえば発泡酒でしょうか。

抹茶色と匂いがあります。
変に苦い!私の舌では。

432 円(税込み)なら
ビールと抹茶を
別々に飲むほうがいいような。

ここまで食べるところがなかった
粟餅を開きます。
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小豆あんみっつ!黄な粉ふたつ。

リュックの中で
餅は変形し!
黄な粉はしめってきていました。

普通においしい。
おいしいけど!高いもんじゃのぉ。
600 円(税込み)しましたよ。

昔は 500 円で十分にお釣りがありました。
ということは
それから相当!月日が流れていますね。
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