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ランタナ ヒルガオ 町の中の花 [解語の枯れ尾花]

近所のあびこ筋。
幅員が 30m はないかも知れませんが
うちの家より広い!あたりまえですが。

ランタナが咲いています。
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毎日のように通っていた時期もあったのに
通らなくなったら日の経つのが早いこと。

だれかが植栽したのでしょうけど
このあたりにランタナの
かなり長く立派なブッシュがあったのですが。
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もう 10 年以上の前のこと。
拙ブログ 2006/06/07

今はなんだかこじんまり。
たまたま刈り込まれているときかも。

あびこ筋は南北に走っていますが
このあたりから南に 500m あまりに
ランタナの小苗を植えたのですが。

ここから延長して
長いランタナの歩道ができないものかと。

あちこちでもらったいろんな色の花の咲く
ランタナは挿し木でよく発根しました。
それを 2 年で 200 本ばかり。

梅雨期に植えたら
盛夏にほとんど枯れてしまいましたね。

今!道の東側にぽつりぽつりあるのは
たぶん!鳥かなにかが運んだ種子の
実生のランタナではないでしょうか。

私の植えたひと昔前のランタナが
1 本でも残っていたらうれしい。

西側のランタナはさらに寂しい。
少しは咲いていますが。
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ただし!
咲いているものは元気がよろしい。



ヒルガオが多くなっているような。
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私は好きな花ですが
一般の評価は低いようです。
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耕地に入ったらしつこい。
抜いても!掘っても!
地下茎がぶつぶつ切れて残り
なかなかなくなりませんからね。
それで嫌われているのかな。

昼顔に 米つき涼む あはれなり

芭蕉もふたつみっつ
ヒルガオの句を作っていますが。
みんな午後の「ものうい」気分?!

アサガオ(朝顔)はおそらく
奈良時代にきたものでしょうけど
ヒルガオは
日本に古来からあるものでしょうか。

高円(たかまど)の
野辺(のべ)の容花(かほばな)面影に
見えつつ妹(いも)は 忘れかねつも

万葉集の大伴家持の返歌。
「かほばな」はヒルガオのことらしい。

万葉集にある「容花」「可保婆奈」
「可保波奈」「貌花」は
みんな「かほばな(カオバナ)」と読んで
ヒルガオのこと?!



アサガオの種子は漢方の牽牛子(けんごし)?!

大昔!野営中(ホームレス生活ではありません)
おなかが痛いという後輩に
「アサガオのタネを飲みなさい」と教示。
結果!よけいに下痢がひどくなりました。

おかしいなぁ!
シャモ(軍鶏)の
なにかの治療に使うと聞いたけどね!

「私たちはトリですかぁ!?」

ひんしゅくをかい
あんまりなかった信用が
完全に霧消してしまいました。

後日!調べたら
牽牛子(けんごし)は有毒だそうな。
使用には慎重にあるべき。
よいこは食べてはいけません。

数年!反省して
うちひしがれていたのですが
(ウソついてすみません)
よくよく聞いてみると
だれもアサガオの種子を
食べていませんでした。

さすが!みなさん賢明!
というより!
私への信頼はまったくなかったのですね。

そんな訳で
葉も茎も花も
口に入れないほうがいいのかも。



アサガオは有毒でも
ヒルガオは食用!おいしいといいますが。
葉のおひたしは野山の宴の
酒の肴にいいとも。
まだ!試してみる勇気はないのですが。

ん!?
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わが街に咲く花はヒルガオではなく
コヒルガオでしょうか。

花の大きさではなく
葉の形がそんな気がするだけですが。

このあたりに
この花もいくつか咲いています。
blog97.jpg

植えたものか
エスケープしたものか分かりませんが
四六時中!
排気ガスや高温!振動!
それに照明にさらされる環境の中で
きれいじゃないですか。

泥の中に咲くハス(蓮)のたとえのように
神々しいじゃないですか。
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