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長居植物園 悲しくも秋の思ひぞ [解語の枯れ尾花]

睡眠はいつも細切れ。
突然!眠くなり!どこででも眠れますが
私はそれでもいいのですが
どこででも寝ていたら
友人にも仕事にもおカネにも幸福にも
見放されてしまいますね。

きれいさっぱり!ありません。

そんな眠くてたまらない正午前。
あ!
いつか 500 円ランチを
食べたレストラン。(拙ブログ 2012/06/20
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長居公園(大阪市東住吉区)の北東角
「Café & Restaurant Mashe」です。

ランチにしますか。

なにはなくても!
明日に経済的な不安をかかえていても!
眠くても!疲れていても!
人生!どんな危機に瀕(ひん)していても!
食欲がある悲しい生きもの。

もう 500 円ランチはないですね。
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「Mashe 特製ワンプレートランチ」を
いただきますか。
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チキンカツ!エビフライ!ハンバーグ!等々。
850 円(税抜き)!
お~!これで懐中不如意は極まれり。
ま!明日は明日の風が吹く!
食べてから考えましょう。



長居公園を横断すれば
長居植物園の柵の向こうにピンク色の花。
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コスモスではないですね。
では!なんでしょう?!
植えた訳でもなく
こぼれダネから咲いたもの!?

ついでにサボって
半分眠りながら
長居植物園に入園します。

コスモスの季節ですが。
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なんだか花数が少ないような。
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まだ咲きそろっていないのでしょうか。
「センセーション」の類なら
日光より播種からの日数で
おおよその咲く日が決まるそうですから。
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私のコスモスのイメージがおかしいのかも。



コスモスの横は秋の薔薇(バラ)。
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余談ですが
このカメラの発色!気に入りません。
私には
こんな弱い色には見えていないんですが。

それもあるのですが!
私の持つ薔薇の情熱的なイメージがないですね。
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ゲーテはよく薔薇を詠っていませんでしたか。

「今となりてはきみがため
「花環をつくると
「薔薇を摘むこともわれせじ
「恋人よ
「季節は今も春にしあれど
「悲しくも秋の思ひぞこころに充てる

その薔薇は春咲きのいわゆるオールドローズ!?
春以外の花!
つまり四季咲きの種ではないような。

薔薇の実が並んでいます。
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日本のノイバラのそれに似ていますね。

薔薇が四季咲きになったのは
東洋の血が入ったから?!
特に日本のノイバラと交配したから
革命的な花が作出されたのでしたやら。

もし!ゲーテが
秋の薔薇を見ていたらどうでしょう。
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恋人との別れに
秋の薔薇だって摘んでいたかも。



長居植物園の木々に吊った写真展。
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印刷だそうな。

わが家のインクジェットのプリンターなら
莫大な量のインクを消費しそう。

そんなインクじゃないそうな。
植物由来の紙でもないそうな。
感心するもよく分かりません。
作品も!もちろん。



サボりついでにサボります。
地獄に落ちても平気です。
長居陸上競技場の下に。
長居寄席に寄ります。
立花家千橘ひとり落語会です。

あれ!?
今日は「膝かくし(ついたて)」だけ?!
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上方落語の置き道具(舞台装置)は
高さ 28cm ほどの見台(けんだい=机)!
長さ 93m ほどの膝かくし!
鉄瓶のかかった火鉢!が
絶対に欠かせないものだったらしい。

それに「こびょうし(拍子木)!張り扇!

それが時代がさがるにしたがって
どんどん省かれて行ったというのですが。

東京の落語のようになんにもなくして
ざぶとんだけで演じる上方落語家も多い昨今。

しかし!膝かくしだけというのも珍しい?!
初見です。

はは。
手違いだったらしい。
急きょ!客の前で見台を組み立てることに。
組み立て式もあるんですね。

完成!
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でも!拍子木が見あたりません。



(ゲーテ詩集/片山敏彦訳/)
(宇井無愁著/落語の系譜/)参照
(敬称略)
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