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宇治十帖 古跡めぐり [町道!街道!眠り未だ足らず]

京阪・宇治駅を降ります。
天ヶ瀬ダムに行きますか。

風景はどんなに感動しても
5 分も経てば飽きる情緒の乏しい性格です。

そんな中!天ヶ瀬ダムは
ふと行きたくなる数少ない場所。

駅を出ると宇治橋と
逆の方向に流れる人の群れがあります。

「宇治十帖スタンプラリー」だそうな。
ま!強いてダムに行きたい訳でもないので!
天候もあやしいので!
群れに混じって歩きますか。

これなら頭を使うことなく
どこかへ行けますね。

不純な動機で
急きょ!スタンプラリーに参加です。

「東屋」から。
blog01東屋.jpg

観音さまがおわします。

「椎本(しいがもと)」には彼方神社が。
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なんでしたか!
たぶん!エノキの大樹だったような
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この下が「手習(てならい)」ですね。

あ!ジョロウグモの季節。
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目立つ個体はメス。
小さなオスはメスに食われないように
だいたい!ここも!メスの上部にいます。
しかし!左の上にいる
ちょっと大きめのクモはなんでしょうか。

つぎは「浮舟」ですが
三室戸寺の境内の中。
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拝観料がいるので回れ右。

今日(2019/11/03)はお祭りかな。
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花笠のくるまに未就学児童が乗っています。
町内ごとに出しているのでしょうか。

この周辺の路傍のお地蔵さまは
白い袈裟(けさ)をつけています。
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線刻阿弥陀三尊仏の大きな石。
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ここが「蜻蛉(かげろう)」の古跡。

そうです!私たちは
小説の古跡を回っているのですね。

いつのころか!だれが決めたのか!
宇治十帖をしのぶ古跡が
定められて久しいそうな。

「源氏物語ミュージアム」に
寄らない訳にはいきますまい。

ただし!入館料がいるので
ショップと
無料の図書室にだけにおじゃまします。
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「総角(あげまき)」の古跡。
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スタンプラリーは中断して
大吉山(仏徳山)にのぼります。

展望台から平等院を鳥瞰(ちょうかん)!
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頂上には行かないで下ります。
根性はかんなくずより軽し。

世界遺産の宇治上神社に参拝。
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なんにもないところに唐突に
「早蕨(さわらび)」の古跡。
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宇治神社。
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宇治神社の横の側溝にサワガニ。
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すごいですね!
まだまだ自然が残っていますね。

宇治川のほとりの朝霧通りに降りてきたら
きれいな鉢植え。
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大きな花。
持ち主の刀自(とじ)は
雑草のカタバミを育てたといいますが。

私の認識している雑草のカタバミとは
花の色が違うのですが。
ハナカタバミの類でしょうか。

京阪・宇治駅までもどってきて
宇治橋を右岸から左岸へ渡ります。

宇治橋の三の間。
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「浮舟」が入水(じゅすい)したところ。
秀吉が茶の湯の水を汲ませたところ。

橋をわたったところに紫式部。
blog18紫式部.jpg

ここが「夢浮橋(ゆめのうきはし)」の古跡。

午後 1 時は過ぎています。
ランチは?!
懐中不如意の上!
観光地の高価格!
向こうに見えている
ファミレスのサイゼリヤですませますか。
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500 円ランチが見あたらない?!
料理とごはんを注文しろとのこと。

若鶏のディアボラ風!?なんだそりゃ!?
一番安そう(税込み 499 円)だったから。
内容なんて考えませんね。
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ごはんは同 169 円。

スープはいりません!水でいいです。
前はセットに
飲み放題のスープがついていたような。
サイゼリヤは安いという
思い込みを消しましょうか。

「橋姫」は橋姫神社に。
blog21橋姫.jpg

古跡の中で一番分かりやすい。

平等院鳳凰堂を盗み見します。
(よいこはマネしてはいけませぬ)
blog22平等院.jpg

すっかりきれいになった
宇治川沿いの「あじろぎの道」を上流へ。

喜撰橋を渡ったところに
中の島の十三重石塔が見えます。
blog23十三重石塔.jpg

さらに上流へ行けば
川沿いに「宿木(やどりぎ)」の古跡。
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終了。
宇治十帖のスタンプと
その他みっつのスタンプを集めました。
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景品の絵はがきと缶バッジをもらいました。
他の人はなにをもらったのか知りませんが。

鵜飼の鵜の小屋に騒ぎが起きています。
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魚をもらう時間でしたか。

朝霧橋を右岸のほうにわたれば
源氏がいました。
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いっしょの女性はだれでしょうか。

フジバカマが咲いています。
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大吉山のふもとでも見ましたが。
この季節に咲くなんて中国種のようですが。

恵心院に寄りましょう。
恵心僧都源信が中興した寺院ですが。

源信は入水した浮舟を助けた
「横川(よかわ)の僧都」のモデル。

「花の寺」なんですが
端境期なんでしょうか!色がありませぬ。

雨が落ちてきました。

いつもたくさんでからころ回っている
水子地蔵の風ぐるまの数が少なく
まったく動きません。
blog29恵心院.jpg

濡れるままに立ち尽くします。
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