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カタシモワイン祭り ぶとうの里散策 [野道!山道!恋はけもの道!]

「カタシモワイン祭り」の
ある日(2019/11/17)でしたね。
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未明までこそこそと
つまらんことに起きていて寝不足ですが
行ってみますか!日曜日だし。

平日は日本国民として
勤労の義務を果たせていないので
休日はせめて人並みに(?)休まねば。

例年!この日は
近鉄がハイキングを計画しています。
考えるのもメンドくさいので
その尻について歩きます。



安堂駅からとぼとぼ。
大和川右岸の土手をさかのぼります。
河口から 18km とあります。
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たぶん!このあたりから
北に流れていた川を西にねじ曲げて
つけ替えしたのでしょう。
1704 年のことですがね。

天湯川田(あまゆかわた)神社に寄ります。
孝謙天皇時代の河内六寺のひとつの
鳥坂寺(とさかでら)の跡地にあります。

神仏混淆(こんこう)だったのかな。
むずかしいことは分かりませんが
白鳥はこの神社の使者らしい。
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史跡高井田横穴公園に行けば
横穴墓が並んでいます。
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6 ~ 7 世紀ごろの構築らしい。
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160 基ばかり確認されているようですが
まだまだたくさんありそうだとか。

ここ大阪府柏原市には
他にも安福寺横穴群や
玉手山東横穴群がありますが。
なぜ!ここばかり?ふしぎですねぇ。

まず!小説は読まない愚かな私ですが
柏原市の横穴墓を見ると
松本清張の「火の路」を思い浮かべます。

「火の路」は無学なものには
学術論文とも思えてしまうのですが。



歴史資料館に寄ります。

大和川を西につけ替え工事に尽力した
中甚兵衛(1639 ~ 1730)の紹介があります。
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つけ替え後に水のこなくなった地区では
綿花の栽培が盛んになったようです。

この木綿の糸ぐるまと
ちゃぶ台の組み合わせの時代が気になります。
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この民家の時代設定はいつ?!
気になって質問してみましたが
そう厳密には考えていないようです。



先ほど川沿いに南下しましたが
ここから山裾を北に向かいます。

ぶとうの葉は晩秋。
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綿花の一大産地も
明治になって廃(すた)れます。
外国の綿花の価格に負けたのです。

その後にぶどう栽培が始まり
栽培面積が日本一になります。

「下がり」ものは縁起が悪いといわれて
日本では産地が発達しなかったせいかも。

その日本一も遠い遠い夢物語。
それでもこの地区は俯瞰(ふかん)すれば
今もぶどうの葉でいっぱい。
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お!突然!智識寺大仏壁画!?
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観音谷展望台に出ましたか。

人の流れに身を任せていたら
どこをどう歩いているのか
全然!実感がありません。

このあたり!かなり高台なのに
おしゃれな人が右往左往しています。
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「カタシモワイン祭り」の
「丘の上畑会場」ですって?!

「カタシモワイン祭り」は
大きく変化しています。
ぶどう畑の会場がみっつもあるのですね。

鐸比古鐸比賣(ぬでひこぬでひめ)神社を
経由して!
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東高野街道にくだります。



「カタシモワイン祭り」の
主会場でしょうか
「カタシモワイナリー」直売所会場。

柏原市に 100 年前には
70 数軒あったワイン醸造所も
今ではこの 1 社だけとか。

舞台が造られていて!大勢の人です。
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表の公道にも人があふれています。
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まずいですね。

テーブルはともかく
イスを置いたら収容数が限られてきます。
座るとスペースをとる上
座ったら動きませんから。

身動きできなく
模擬店にも思うように行けないので
ワインを 1 本買って出ます。
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「ぽ~っとワイン」!
はは!甘そう。



古民家東会場!?
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古民家西会場?!
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幅員のない路地に人があふれています。

さらに近くに本社会場があるようです。



大クスノキのある石(いわ)神社。
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急石段をあがります。
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拝殿の前で先ほど買った
甘いワインをランチ代わりになめて
今日のハイキングを終了しましょう。



(敬称略)
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