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能勢妙見山 お火焚き祭り 2020 [猫も歩けば棒立ち]

建国記念の日(2020/02/11)です。
中途半端な日です。

明治時代の紀元節を踏襲したのでしょうか。
こんなことを決めた政治屋や
為政者は実につまらん存在ですね。
ま!それを容認している
国民の民度が低いのでしょうけど。

日本書紀によると
神武天皇が
神武天皇元年(紀元前 660 年)
1 月 1 日に即位したのだそうな。

では紀元節は
1 月 1 日のほうがキリがいいのにね。
わざわさ新暦にしなくても。

それにしても紀元前 660 年は古過ぎます。

だいたい神武天皇は実在かどうか。

実在だという安本美典の数理文献学によると
即位は 280 年!?

10 代崇神天皇と同一人物説をとる
伊藤雅文の無事績年削除法で計算すると
即位は 301 年だそうな。

仲の悪そうな「説」同士なのに
よく似ていますね。



なんて!つまらんことを思いながら
「妙見の森ケーブル」に乗っています。
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朝食を摂っていないので
生産性のないことを考えると
よけいに空腹になります。
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昨年の紀元節!いや!建国記念の日にも
妙見山にのぼりました。

雪山を歩いてのぼり
歩いて下山し
ころんだり!中国製の靴が裂けたり!
泣きたくなりました。

今年は霜のような雪はあるものの
みごとに晴れわたり!
キャラバン製の高価な(!)な靴!
ハイキングに最適と思われるのに
ケーブルに乗るなんて!かなり阿呆です。

ケーブルは冬季には休業しているのですが
この日は臨時運行。
動いているのなら乗ってみただけ!
ということにしておいてください。

ケーブルを降りたら急坂が凍っています。
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日陰はしっかり冬ですね。

山頂に行くリフトも 2 月は
今日だけ臨時運行していました。
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エドヒガンなんかの桜も眠っています。



妙見山は山です!あたりまえですが。

その頂上にある日蓮宗の霊場のことを
妙見山とか能勢妙見山とか呼ばれるので
文章に書くときには!やれ!ややこしや。

さらに神仏習合の名残りが強いので
軽薄なよそものには
とまどうことも多くあります。

寺院ですが鳥居をくぐって
右手の「祈りの小径」を進み
本堂に向かいます。

「戻り馬」さん!こんにちは。
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あたたかいものを着せてもらって
人参ももらっていますね。

ここには「馬」が多い。

おみくじも馬。
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茶店にはコーヒーを飲む馬。
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そういえば私も
昔は必ずといっていいほど
山中で茶を沸かしたり
調理をしていましたね。

いつからキミはなまけものになったの!?

今は空腹を
春の陽だまりのように感じられる
修業を積んだ人間になったのですよ。
ということにしておきましょう!グスン。



本堂の前に僧侶たちが出てきました。
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経を唱えながら進んで行きます。

同道すれば
「開運 お火焚(ひたき)祭り」の
会場に着きました。
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向こうに星嶺(信徒会館)が見えます。
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あそこから降りてきたのです。

今年は殊勝に「祈願矢」をいただきます。
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「願意をお書きくださいね」

え!願意って?!
「カネくれ!」しか思い浮かびません。

「そちらに例文がありますので」

ふ~ん!
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ゾロアスター教の身には(ウソですよ)
こんなこと今まで経験がなかったもので。



大きな穴に焚きものが積んであり
法要がつづいています。
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点火したら大変。
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山上の風向きはくるくると変化し
火の粉を浴びてしまいました。

その焚き火に
先ほどの祈願矢を各自投げ込むのでした。
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「除災開運の祈願矢供養」という
仰々しい名の行事。
北極星の神さまの妙見大菩薩に
お願いするのだとか。

無学なものは一瞬!なにがなんやら
脳の回路がつながらず!たじろぎますよ。



この日のご接待にあずかったものは
甘酒に!
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大根炊きに!
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日本酒と豚汁。
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ま!空腹を満たすという
バチあたりなことは考えてはいけませんが
これがランチでした。



(敬称略)
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