ラーメン290円の福々亭

東西に走る都島通りにあるドはでな看板。


290 円だぁ～！

ラーメンが
塩味でもみそ味でも
醤油！とんこつ！どれでも税込み！です。

焼きめしはスープつきで 290 円！

予定していた店が臨時休業していたので
「福々亭 都島本通店」（大阪市都島区）で
ランチをします。

お～！たくさんありますね。


とはいうものの！
食材はかなりしぼっていますね！
他の中華料理店と比較して。
その努力で
低価格を維持できているのでしょうか。

ラーメン・ライスで 390 円！？
麺にそう食指の動かないものは
「からコロ定食」（税込み 390 円）を。


「からコロ」とは
鶏肉のから揚げとコロッケのことでした。

値段から思ったよりボリュームがあり
しばし！安堵感に満たされます。



大きな車道を避けて
住宅街を西に歩きます。

鵺（ぬえ）塚に出ました。


ここに流れ着いた「ヌエ」は
頭が猿で四肢が虎だとか。

ここ！というには訳があります。

平安時代の末期に源頼政が射殺して
京都から鴨川に流したら
あちこちに流れ着いたのです。

1 頭流したのに
各地に死骸があがったのです。

死体が増えた？！

流れ着いた先で
顔！胴体！手足！尾がまちまち。
いろんな動物のそれを
つなぎ合わせたような姿です。

さすが！妖怪！（拙ブログ 2016/08/27）
死んでもただでは流れ着きません。

現代では想像すらできませんが
昔！この辺は淀川の水路が錯綜する
田園地帯だったのですね。

そこに大きな寺院あり
この鵺塚もその境内の中だったとか。

ここから直線距離で 500m ほど北西に
その母恩寺があるそうなので行ってみます。



都島北通りを北上すれば
「ミルボン 中央研究所」がありました。


業務用ヘア化粧品の
トップメーカーでしょうか。

私が企画する
ささやかなハイキングの参加には
身分や出自や離婚歴や財産を
明かさなくていいことになっていますが
それとなく聞いていると
「師」とくくれる人が少なからずいます。

詐欺師（？）が 2、3 人いるのはさておいて
「看護師」「教師」「美容師」が
三「師」でしょうか。

それぞれ別々のルートからきたようで
横のつながりはまずありませんが。

その美容師さんたちのはなしに出る
ミルボンはここでしたか。



ミルボンから西に行けば
渡辺綱の駒つなぎのクスノキがあります。


そのクスノキの大木は
高さが 30m はあったそうですが
先の戦災で枯死したとか。


枯死してから 75 年！？
ずっと倒れず立っているんですね。

あ！クスノキが芽吹いてきたのでは！？


高いところに
ホトケノザが生えていました。



クスノキから南東に
母恩寺がありましたが。


たしかに古刹でしょうけど
周囲を睥睨（へいげい）しているよう。

心卑しいから！そう感じたのでしょう。
早々に通り過ぎます。