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森林植物園のアジサイは紫陽花 2020 [解語の枯れ尾花]

六甲山の神戸市立森林植物園の
「森の中のあじさい散策」
(2020/06/13 ~ 07/19)期間です。
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白い花が覆いかぶさってきます。
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ノリウツギ!?
これもアジサイでしたか。
よく見ると!なるほど!
アジサイのような装飾花がありますね。

「ウツギは空木でしょうけど」
「どうしてノリなの?」

「精液の色だからですよ。
「白い精液をぶっかけたようでしょ。
「だれかが精液を
「糊(のり)と書いていたような。

「ウソだぁ!」

「ウソです。

「少しはまじめに生きたら!?」

たぶん!この木をたたいて得られたものを
和紙をすくときトロロアオイのように
混ぜるのでノリ(糊)というのでは。

接着剤とは違うでしょうけど!通称・ノリ。

はは!関係ないですけど
「A マッソ」の精液ぶっかけ漫才を
思い出しました。(拙ブログ 2016/03/28

ノリウツギだけを
群生させた花園があっても楽しいような。



六甲山といえばシチダンカ(七段花)。
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7 月はもう咲き終わり。
中の両性花は散っていますね。

七段花は可愛い花ですが
今日はそんな小さな花が気になります。
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こんな大きさの種類なのか
小さく育ってしまったのか知りませんが。
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緑色?!
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「別子手毬」と表記してありましたが
これ!本来の色でしょうか。



少し!お勉強しましょう。
「あじさい保存園」で教えてもらいます。
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種類の多いこと。
世界中にあるのですね。

「自然変異が多いのですか?
「今でも新種が発見されますか?
「交配の相性はいいのですか?

「あまり細かいことを」
「質問攻めにしないようにね」

「では!単純に
「日本種と外国種の違い!
「簡単に見分けられるポイントを
「教えてください。

「また!そんなとんでもないことを」

答えていただきました。
「ひとことでいえば」
「外国のアジサイは脂ぎっています」とか。

う~ん!?

温室は暖地の種類の保護ばかりではなく
からっ風に弱い雪国のアジサイのため?!
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ん!?
「ミカンバガクアジサイ」が
「蜜柑葉額紫陽花」と書いてあります。
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「それでいいでしょ」

「ヤハズアジサイ」が「矢筈紫陽花」!?
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「どこがおかしいのよ」

「アジサイ」を
「紫陽花」と書きますよね。
それは白楽天の詩からだと聞きましたが。

(今!わが家のゴミ屋敷状態の部屋から)
(2 冊の白楽天詩集を探し出したのですが)
(その詩は掲載されていませんが)

白楽天は名前のなかった花を
「紫陽花」と名づけたといいます。

詩を読んだ日本人はその花を
「あじさゐ」と解釈したようですが
たしか貝原益軒の時代になると違うといわれ
「紫陽花」は「八仙花」との解釈。
さらに現代はそれも否定されているのでは。

「紫陽花」の表記だけは
そのまま残ったのですか。

「園芸に関する質問だけにしなさい」

「へい!
「おとなですから心得ています!たぶん。



園内の「カモシカ園」に
新しいニホンカモシカがきたらしい。
行ってみませんか。
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興味がある人はあんまりいませんかね。
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