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猪の目はしあわせを呼ぶハート形?! [手のひらを太陽に]

先日!
神戸市長田区から兵庫区へと歩きました。

「BUTAYA」の看板がありました。
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「ぶたや」!?
「豚屋」?!

豚肉の販売店でした。
牛肉も扱っているようですが。
それにしてもあまりにもストレートな!



とある寺院に小さなお堂がありました。
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扉に大きなハートに似た模様があります。
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猪の目(いのめ)ですね。


高野山あたりで
“魔除け” と聞いたような。
また!別のところで
陰陽五行説に基づいた
“火除け” だといわれたかも。

しかし!イノシシの目が
ホントにハートの形をしていますか。
なぜ!それが災難除けかとかの
明確な説明はありません。



中村浩説に納得してしまうのですが。

それは
イノシシの “シシ” は
本来 “獣類” を指すのだそうな。
さらに狩りで獲った肉も
“シシ” と呼ぶのだとか。

“イ” は “怒り” !?
人と対峙すると
イノシシは背の毛を立てるとか。
この毛を “怒り毛” というとか。

“怒り毛の獣” は “イカリのシシ” !
さらに短く “イノシシ” !

ということは
猪の目は鬼瓦のように
魔や火に怒りを表しているのですね。

それがハート形というのは
まだ!解決しませんが。



ここで疑問が湧いたのですが “豚肉” !
“ぶたにく” と読めば
重箱読み!いや!湯桶読みじゃないですか。

音読みでいくのなら “とんにく” !
訓読みにするのなら
“ぶたしし” じゃないんですか!?

最近 “豚汁” を
“とんじる” と発音している人に
よく出会うのですが
“ぶたじる” というほうが
きれいな日本語では?!



そもそも
“豚” を使い出したのはいつごろ?!

万葉や平安の初めごろには
“猪” しかなかった(?)のでは。
今でいう “イノシシ” は
“山猪” とか “野猪” とか呼んでいて。

漢字のホンバの中国の料理店のメニューに
“豚” の字があります?!
豚肉は “猪” と表現してないですか。



「雨は降るし
「“コロナ” で騒いでいるし
「仕事はないし!カネはないし
「そんなムダなことを考えています。

といったら

「豚は “家猪” と書くといっていたよ」

アラフォー(around 40)の
おね~さんが答えます。

「だれがいってたの?!
「甘い醤油を使う
「釜山(ぷさん)か福岡かの
「オトコから聞いたの!?

「だれでもいいじゃないの!」
「北京方面や!」

あちこちに手を広げていますね。

「猪の目を “怒り” だと思うから」
「気が沈むのよ」

「別に気が沈んではいませんけど。

「ハート形はしあわせや」
「恋を呼ぶ形とは考えられないの?!」

なるほど
魔除けばかりじゃなく
福を呼ぶと思えばいいのですね。

それがあるお堂に参詣すれば
恋が成就すると考えましょうか。

恋多き人は前向きですね。



(中村浩著/動物名の由来/)参照
(敬称略)
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