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とよのコスモスの里 日本のブルーベリー [解語の枯れ尾花]

妙見宮の鳥居前です。
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「宮」だとか「鳥居」だとかありますが
日蓮宗の寺院です。
阿呆はあまり深く考えてはなりません。
小さな脳みそは爆発しますから。

ともかく!妙見山にのぼったのです。

だれかにいうときには
自力で登山だったように
口角泡を飛ばしてイバりますが
ケーブルカーとリフトを乗りついできました。
だれも見ていなかったら
ズルしたい放題の寂しい人生です。

今日は妙見山が目的ではないので
ま!いいのです。
大阪府豊能町の「とよのコスモスの里」に
欲張りにも!ハイキングを兼ねて
行きたいのです。

豊能町の真ん中に妙見山があります。
「とよのコスモスの里」は東側にあります。

西側には能勢電鉄がきていますが
東側には鉄道がありません。

したがって私のような徒歩のものは
西地区の妙見口駅から
山越えで行かねばなりません。

西地区と東地区を結ぶ車道もありません。
くるまなら!おなじ町内なのに
大きくう回して他の市町村を通って
行かねばならない仕組みです。

妙見宮までのぼったのですから
後はくだるだけです。

野間峠あたりまで降りてきました。
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東地区の古い家並みが見えてきます。



コスモスが満開です。
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「とよのコスモスの里」です。
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前回にきたときには
咲いていなかったのですが。
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新型コロナウイルス禍のこの 2 年
苗の育成は大変だと思っていたのですが。
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コスモスは日本古来の花ではないですが
日本の秋によく似合います。
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新米のおにぎりが売られていました。
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税込み 350 円。
ちょっと高価な気もしますが
なんとなくうれしい。

ん!?
ナツハゼの実がいっぱい。
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おにぎりを売っているおね~さんに
食べてもいいかと聞けば
ふしぎな顔をして許してくれましたが。
食べられるものと思っていないようです。
日本特産のブルーベリーなのに。



野菊の乱れ咲く田んぼの中を通ります。
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もっとも!
野菊という固定種があるのかどうか。

小説「野菊の墓」(伊藤左千夫作)の
野菊を比定しようとしたら
候補が 50 種も考えられて
なにがなんやら
分からなくなった人がいたそうな。

余談ですが
あの小説の野菊は変です。
花や植物が季節を無視して
ごちゃ混ぜにあらわれるような。

伊藤左千夫が机上で!
頭の中だけであの世界を組み立てたのでは。

永禄 7 年(1564)の刻銘がある
余野十三仏(よのじゅうさんぶつ)に
参って帰ります。
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裏側にも仏さまが刻まれています。
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あ!
獲り入れの終わった田んぼに
イナゴが跳びはねています。
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夢中で追いかけます。

缶コーヒーの残りを飲み干して
捕まえたイナゴをその缶に入れます。

なん匹かつかまえたとき
田土に足をとられて!ころびかけて
ふと!われに帰ります。

どうして!突然!野生に還るのでしょう。
自分が情けない。
捕まえたイナゴを芦の中に放してやります。



ああ!今日もなにも精進のない日。

もらってきたナツハゼを荒くつぶして
ヨーグルトにトッピングして
反省しながらいただきます。
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(敬称略)
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