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牛たんニラ炒め [お命!いただきます]

南船北馬ということばがありますよね。
中国大陸のこと。

日本ならさしずめ
西船東馬といえるのでしょうか。

西日本には航路が開けていましたが
東日本ではだいたい馬。

使役でいえば
西は馬ではなく牛を飼っていたようです。
西牛東馬ともいえそうです。

そんなにきちんと分れている訳でもなく
九州は牛馬両方
東北や信州あたりでも
山間部や急峻な地形の使役には
牛が活躍していたようですが。

それは好みの問題ではなく
環境やいろいろな歴史の実験の結果のようです。

ちなみに江戸は馬の地帯のはずですが
街の中の絵には牛車(ぎっしゃ)ばかりですね。
よく分りません。
その上!荷を積んだ馬はいても
馬車は浅学にして見たことがありません。
どうしてなんでしょう。

江戸時代の後半になると
牛馬で運搬するより
大八車を人間が引いています。
牛や馬より人間?!
「動力源」が時代を逆走していたのでしょうか。



お中元にもらった冷凍の牛舌(ぎゅうたん)が
まだ少し残っています。

宮城県は仙台の製品です。

仙台名物に牛舌料理があると
ときどき聞きますが
仙台に行ったことがありませんので
もちろん!食べたこともありません。

岩手県の南部地方には牛追い唄が残っていますが
仙台に牛はいたのでしょうか。
上の頼りない私の西船東馬の常識(?)から推察すれば
馬の地域のような。

先の敗戦後の進駐軍の影響で
にわかに起こった料理といえば叱られますか。



牛舌を繊切りして炒めます。
ニラを加えて
市販のうなぎ(鰻)の
「かば焼きのたれ」をかけて調味。
blog牛舌にら.jpg

おいしくいただきました。
いただきましたが
この夏!うなぎは食べていませんが
うなぎのかば焼きの「たれ」だけは
よく食べているような。

もう冷蔵庫にはなにもないので
明日はごはんに「たれ」だけかけて食べるかも。
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