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日想観 直木三十五 ぎょうざ定食 [昼定食]

石造では日本最古といわれている
四天王寺の鳥居が見えます。
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善男善女が佃煮をするほど流れて止みません。

この鳥居が極楽の東の門らしい。
鳥居の奥に見えているのが極楽門。
極楽門からこちらを向いて石の鳥居を見ていたら
秋分の日に鳥居の中に夕日が沈みます。

それが今日(2013/09/23)!

その夕日を拝む
日想観(じっそうかん)という法要が執行されます。

お天気がよろしい。
今日の日想観は大勢の人でしょう。
信仰心のないものは遠慮しましょうか。



このあたりは高台で
すぐ西側は海だった時代がありました。
海に夕日が沈みます。
それで夕日ケ丘(夕陽岡・夕陽丘)という地名。

もっともその地名は
藤原家隆の歌から出たというのが定説。

  契りあれば 難波の里に 宿り来て
  波の入り日を 拝みつるかな

家隆(1158 ~ 1237)は武士の横暴をはかなみ
日想観を会得すべく
この地に四阿(あずまや)を建てて暮らしたそうな。



今!そのあたりに家隆塚がありますが。
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  女学校がこの丘の下に初めてできた
  だれかが家隆塚へ行くと
  一目に見えるぞといいだした

直木三十五(1891 ~ 1934)が中学のころの思い出を
「大阪を歩く」に書いています。

かれらは丘の上から女学校に向かって
「小便」したそうな。
並んで。
なん度か。

なんのために。

今はなにも見えませんがね。
夕日も!女学校も。
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善男善女の波を避けて
茶臼山のラブホテル街を横断して帰ります。
今日はなにかセール(?)があるのか
ラブホ街にも人の通行が多いですね。
こちらは決まってカップルばかりですが。

イヤになって地下(あべちか)に潜ります。

ん!
ワンコインランチが!
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「北神ぎょうざ」にいずれも 500 円の
「ぎょうざ定食」「蒸し鶏定食」「焼豚定食」が。

ま!ぎょうざ専門店らしいので
「ぎょうざ定食」にしましょうか。

これが遅い!
なかなか出てきません。

人出が多くて
ごはんがなくなってしまって炊いていたのかも。
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ごはんは食べ放題でしたから
いらいらしておなかが空いて
珍しくお代わりしてしまいました。



(敬称略)

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