アシの花！せいろ蒸しの季節

10 月になりました。
すっかり秋ですね。

わが家の庭の桃ケ池公園のアシの穂が揺れています。


台風でぐちゃぐちに乱れていたのですが。



アシの穂（花）をペンネームにした文豪もいました。

徳富蘆花（とくとみろか 1868 ～ 1927）です。

蘆花は著書・自然と人生に

　　「蘆の花は見所とてもなく」清少納言は書きぬ
　　然も其見所なきを余は却って愛すなり

と書いています。



あれ！？
なごんちゃん（清少納言）は
アシの花をけなしていましたか？！

私の持っている「枕草子」の「草の花は、、、」の項には

なだしこを筆頭に
おみなえし！ききょう！
あさがお！かるかや！きく！つぼすみれ！が文句なし。

りんどう！かまつか！かにひ？！はぎ！ゆうがお！は
条件つきで「いとをかし」らしい。

さらに解説なしに
やえやまぶき！しもつけの花！あしの花！とありますが。

アシの花は好ましい花のうちじゃないんですか。

もっとも！枕草子の原本は現存しないので
伝本によってはまったく反対の様相を呈しているのかも。



アシの花の季節なら
朝夕が涼しくなりました。

こんなときにはあたたかい蒸しものでも。

地下鉄谷町線の田辺駅の近くに
「せいろ蒸し」の店がありました。


「和のせいろ蒸し　丼　麺　俵や」とあります。

ランチに寄ります。

「三色せいろ蒸し定食」780 円をいただきます。


牛肉と鮭と鶏卵でした。

定食とはミニのうどんがついているのですね。

「うなぎせいろ蒸し定食」880 円
「鮭せいろ蒸し定食」750 円なんかもありました。





（敬称略）

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