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モロコもいた千代の古道 [町道!街道!眠り未だ足らず]

紅葉にはまだ早い秋の広沢池(ひろさわのいけ)。
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大観光地の嵐山・嵯峨野から少し離れているだけで
芋の子を洗うような喧噪はなく
のどかな田園風景が広がっています。
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用水路で釣りをする人!見ている人。
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こんなコンクリートだけの浅い小川なのに
魚種は豊富だとか。

フナ!モロコ!
モロコに似たまずい魚!
それらを追いかけるブラックバス!
それにコイ!オイカワ!

と!かれらはいいますが
モロコ?!
ホンモロコなら錦市場で高価に売られていますが。
宝の川じゃないですか。

もっとも!
「モロコ」「モロコに似たまずい魚」は
ホンモロコかタモロコかモツゴか分かりません。

なるほど小魚が群れをなして右へ左へ。
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しっかり撮れませんね。
このカメラとこのウデでは。

上の画像はモロコだといいますが
上からのぞくと大きく見えますね。
10cm を越えていそうですが!はたして。



この池を千代の古道がかすめていました。
「せんだいのこどう」じゃありません。
「ちよのふるみち」と呼ぶのだそうです。

梅宮(うめのみや)大社から嵯峨院(大覚寺)に至る
貴族が通った道だそうですが。

梅宮大社に向けて!すなわち南へ歩きます。

すぐ廣澤山遍照寺。
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この寺の山号から池の名前がついているのですね。

広沢橋から左へ行くところをちょっとはずれて右へ。
車折(くるまざき)神社の
笑う(?)2 頭の狛犬に会いたかったから。
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後嵯峨天皇の牛車の引き棒が折れたから「車」「折」神社。



このまま南下して
京都嵯峨芸術大学短大を通り過ぎ
古民家のつづく町に出て再び千代の古道に合流。

梅宮大社に着きました。

ここに神苑という庭があります。

昔!カキツバタ(杜若)を鑑賞にきましたね。
カキツバタは上賀茂の大田神社か
ここしか思いつかなかったからです。

入場は有料なので
ちょっとだけ門の横からのぞき見して帰ります。
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にゃんこが留守番していました。
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留守番になっているのかどうか。



桂川に出ました。
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先月(2013/09/16)の大洪水の影もなく
静かにながれています。

松尾(まつのお)大社へ。
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近くの阪急電車の駅は「松尾(まつお)」ですが
「まつのお大社」と呼ぶらしい。

「樽うらない」があります。
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秦の始皇帝の末裔という
秦(はた)氏の信仰を集めた神社でしょうか。

秦氏は多くの技術や諸文化を定着させ
酒つくりにも長(た)けていたとか。

それでここは
「日本第一酒造神」とも呼ばれていたそうですから
酒につきものの「樽」のうらないですか!

弓矢を樽に向けて射るのですね。
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