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韓味家 昔は浪花節の町 [通天閣が見える]

通天閣の界隈でダニのような少年期を送ったと
自ら曰(のたま)うおじさんは
父親が浪曲好きだったので
よく小屋に連れて行かれたそうな。

そんな専門の劇場がほんのこの前まであったのですね。

あ!
このあたりかな。
飛田本通商店街のアーケードからはずれて
阪神高速松原線の方に
「オーエス劇場」があります。
さすがに浪曲の時代は去って
大衆演劇に変わっていますが。
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それにしても庶民的な!
楽屋の裏口みたいですが
ここが正面入り口ですね。
観劇 1300 円。



近くにこれまたそのおじさんが通ったという
映画館の「飛田東映」が。
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おしっこ臭い映画館だったといっていましたが
今はビルの 1 階
堂々とした構えですが。

「飛田東映」と
「トビタシネマ」のふたつになっています。

「飛田東映」では邦画
「トビタシネマ」では洋画
いずれもひと昔前の映画ですが
3 本立て!入れ替えなし!おとな 800 円。

毎日オールナイト興行!夜間・早朝割引!
火曜日・金曜日は 500 円。

頑張っていますね。



再びアーケード街にもどれば
古い商家が残っています。
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「喜久屋雑貨店」ですか。
戦災にもあわずに
明治・大正・昭和・平成と生きてきたのですね。



大きなバルーンが揺れています。
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韓国家庭料理・韓味家。
いつも店頭でキムチなんかを売っていますが
レストランでもあるのですね。

もう午後の 2 時前でしたが
ランチをお願いしたら
にこやかに迎えてくれました。
人当たりのやさしいママさんでした。

昼定食は 780 円から 1100 円まで 6 種類。

1 番安いキムチチゲ定食。
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黒米ごはんにおかず 3 品つき。

これから寒くなればまた食べたくなるような味。
おいしかったですよ。

大部分がハングル。
ときどき日本語が混じる
ふしぎな言語の飛び交う空間でした。
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