オリエントライスのある街

大阪市西区の九条駅。
阪神線は地下にありますが
大阪市営地下鉄線は空中にあります。
地下鉄だけど高架です。はは。

高架橋があるので当然！ガード下があります。


ガード下に！


ストリートミュージシャンにやさしい街ですね。



なんと読むのでしょう。


「女」ですか。
元・松島遊郭の方へ歩いてみます。


朝からにぎやかな飛田遊郭ほどでもないにしても
昼間から営業（！）している店舗もあるようですが。

地下鉄線をくぐってストリップ劇場の方へ。

あ！
劇場が「売り物件」になっています。


伝統のある劇場も
どこにでもエログロが下品にあふれているご時世。
成り立たなくなったのでしょうね。

大昔！元・ストリッパーたちと
公園なんかで飲んでいたことがありました。

そんなフツー（フツーかどうか分からんけど！）の
主婦（もどきの座）におさまっていたおばさんたちに
アゴで使われていた時代がありましたね。

思い出さなくてもいいことですが。



アーケードのある商店街「キララ九条」に出ると
ちょっとおしゃれな休憩用のベンチ。


北西に進んでいると
北東に分岐している商店街がありました。


「下町市場」の札がかかっています。

下町市場をどんどん歩いて行くと
「欧風めしや」ですって？！


う～ん！？


その屋号「皆様のゼニヤ」に入ります。

これがオリエントライス！


バターライスに他人丼の具がかかっているような味。

オリエントねぇ！？
よく分かりません。



名前ですからね。
自由に命名しても構いませんか。

「トマト銀行」がトマトを商っていなかったし！
「スナック深海魚」に深海魚がいなかったし！
「役所広司」は役所じゃないし。
私の知り合いの
名前が「可愛（かわい）」ちゃんは全然可愛くないし。

「可愛い」といえば
昔の日本や世界のあちこちで
可愛い女の子に「クマ」とか「トラ」とか
命名することが多かったようですよ。

ちゃらちゃらした軽薄な男が
怖がって近寄らないようにとの親心。
泣けます。

オリエントライスを食べて泣いて帰ります。
いろいろ思いが錯綜する複雑な街に泣けますね。

よいこはまねをしなくてもいいですよ。