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宇治橋の川魚 [食い意地]

紫式部がいます。
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宇治橋のたもと。

宇治橋の歴史は
大化 2 年(646 年)までさかのぼれるそうですが
この橋は平成 8 年(1996 年)竣工。

私の記憶がちょっとくらい正しいのなら
総工費 30億円!

その内!欄干だけで 5億円!
高欄と擬宝珠(ぎぼし)を木製にしたから。

ここが「三之間」でしょうか。
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見えないけど!橋姫さまがいらっしゃいます。
源氏物語の浮舟(うきふね)
ここから入水(じゅすい)したとか。
秀吉は茶の水を汲ませたそうな。



大きな魚がいます。
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鯉(コイ)?!

でも!キツネ顔!?
上から見ると顔(?)が長く見えます。
それに背びれが鯉よりだいぶ小さい。

山のお大尽に「とった!」とメールすると
「ニゴイだろう」
「あんまり!おいしくないから」
「リリースしたら」の返信あり。

「とった」というのは
写真に「撮った」だけですよ。

宇治川は琵琶湖から流れ出た水ですから
魚種は豊富のようですね。



川沿いの老舗料理旅館の「鮎宗(あいそ)」
今日も蒸籠(せいろう)で
「いいむし」を蒸しています。
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山椒の入ったおこわ。
上に鰻(うなぎ)がのっています。380 円。

なつかしくなって
「ひとつください」といえば
「少し待ってください」

まだ蒸されてなくてもいいのですが
持って帰るので。
「お持ち帰りなら!冷凍があります」とか。



宇治橋通り商店街の「ふな栄」は川魚専門店。
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私の周辺では「川魚」の看板をあげていながら
あんまり川魚を並べていないのですが
宇治川のほとり
ここは「ほんまもん」の川魚店ですか。

「ふな豆」(290 円/100g)を買って帰ります。
鮒(ふな)と大豆の煮もの。



だれも素通りする標識の前で
今はない「宇治川ライン」をしのべば
宇治橋に陽が落ちます。
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「ふな豆」と帰宅して蒸した「いいむし」
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