SSブログ

天満の子守歌 490円ランチ [昼定食]

子守りですか。
blog51.jpg

下働きの最初の仕事は子守りが多いですね。
子守りする方もまだ幼い!
切ないねぇ。

  ねんねんころいち 天満乃市で
  大根そろへて 舟に積む

  舟に積んだら どこまで行きゃる
  木津や難波の 橋乃下

  橋乃下にハ かもめがゐやる
  かもめとり太や 竹ほしや

と!子守歌が書いてありました。

ちなみに

  竹がほしけりゃ 竹屋にござれ
  竹はゆらゆら 由良之助

なんてつづいて行く長い文句があるそうですが
はたして!今も歌われているのでしょうか。



旧・淀川!今の呼称・大川に架かる
天満橋の下流の右岸。

近くに「天満青物市場跡」の碑がありました。

子守歌にある「木津」や「難波」は下流の村。
子守りっ子をはじめ大勢の人が
それらの村からこの市に働きにきていたのですね。

やがて木津村に私設の市場
公が認めない闇市ができるのですね。

産地の中の市場。
新鮮で安いので
庶民に支持されてつぶされませんでした。
今も健在です!
それが今の木津市場。



天満橋を渡ります。

  天満橋から おにんぎょ投げた
  せなのこいさん おにんぎょ投げた

おんぶしていたこいさん(末のお嬢さん)
持っていたお人形を川に投げたのですね。

吉永小百合の歌「天満橋から」の冒頭。

こいさんがお人形を投げたらどうなるの!?

帰って叱られるのは
子守りっ子の方でしょうか。

詳細は今も「サユリスト」とはばからない
西田辺の自称・高級割烹の
いんけつおじさんに聞かなきゃ分かりませんが
「ふん!ふん!ふん!ふん!鹿のふん」で有名な
「奈良の春日野」のA面。

ちなみに昔の流行歌のレコードは
両面に記録されていますので
A面!B面ということばがあるのです。



この天満の子守歌が
大阪の詩歌のベースになっているような。

「ねんねんころいち」なんて
今もよく使われているような。

「カモメ」もそうですね。

ん?!カモメ!?
blog52.jpg

カモメらしい鳥が飛んでいますね。

カモメを愛(め)でていたら
可愛いカラス?!
blog53.jpg

ハシブトカラス!?
交通量の激しい上で
ふてぶてしく!逃げませんね。

ホントにカラス?!
信号機が大きいからか
小鳥のように可愛らしく見えますが。

カラスが指し示す方に「八軒家舩着場の跡」
blog54.jpg

その昔!京から三十石船が着いたところ。



船着き場の道向こうに
「お昼定食」と書いた居酒屋が見えます。
blog55.jpg

「居酒屋 しみず」
安いですね。
「オール 490 円」とはすばらしい。
私は好きです。あは。
blog56.jpg

一番上に書いてあった煮魚定食をいただきます。
blog57.jpg


(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理