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「おたな」は「さんずん」 [不謹慎ですが、、、]

初詣の門前には露天商が並んでいました。
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この臨時の店舗を「さんずん」と呼んでいますが
屋根にはあんまり支えがないのですね。
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柱が 4 本や 6 本ならともかく
2 本の店舗が多いような。
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マジックのように浮いているような。
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ああ!
テーブルに固定しているんですか!
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台がしっかりしていたらいいだけのことですか。
当然ですよね。



「店」はしばしば
「たな」とルビがふられています。

「たな」は「棚」
「棚」に商品を並べて「見せ」ていたから
「見世」「店」に変化?!

だから「おたな」も「おみせ」も同じもの。

その棚の幅は?!

たとえば酒場のカウンターの幅は
40cm くらいが多いですね。
1 尺 3 寸ですね。

そのくらいの幅が実用的なんでしょうか。
長い間の経験値でしょうね。

「1 尺 3 寸」は「いっしゃくさんずん」!?
長いので縮めて呼べば「さんずん」ですか。
香具師(てきや)のことばの「さんずん」の誕生?!

ま!ここだけの怪しい見解。
他言は無用に存じます。



あ!まさかと思いながら!なにげなく開いたら!
ありました!

「見世棚」の解説が!

喜田川守貞(1810 ~ ?)著/守貞謾稿/に。

古くは「見世棚」と呼んでいたのですね。
そのあたりの京阪および江戸の事情が
かなり詳細に書かれていますので
どなたか読んでやさしく解説してくだされ。

ま!だいたい!たぶん!おそらく!
上記の私の考えでも間違いではないみたい。

「魚の棚」とか「衣の棚」とか
「尼だな」といか「十軒だな」とかの
町名が残っているのは
その名残りとも書いてあるようです。



(敬称略)
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