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浮世小路の私はにゃんこ [わが街・大阪ブギウギ]

あ?!
「浮世小路(うきよこうじ)」とありますね。
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雨が降っても風が吹いても
年中!村祭りのように色気づいた人たちが
佃煮にするほど集まっている「とんぼり」
つまり!道頓堀川沿いの南の歩行者天国。

そんな喧噪(けんそう)の中
ビルのすき間の
なにか!とても狭い道ですね。
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  浮世小路の花道は

  表もあれば裏もある

「テレビ東京」の「演歌の花道」のナレーション
「来宮(きのみや)節」が私には浮かびましたが。

ん?!
違いますか!

  浮世舞台の花道は

  表もあれば裏もある

  花と咲く実に歌あれば

  咲かぬ花にも歌ひとつ

はは!浮世舞台でしたね。



閑話休題。

すれ違うのも難儀しそうな
まるで!キャットウォーク。

あ?
キャットウォーク!
専門用語ではどうか知りませんが
単に「にゃんこの通り道」ということですよ。

こんな狭い進入路で
よくまぁ!営業許可がおりましたね。

あ?
飲み屋街じゃない!?
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なんですか!?
オブジェ?!
アート!?
芸術作品なんでしょうか。

飲食店が並んでいると短絡的に思った
私がバカでした。

あっという間に法善寺横丁に出てしまいました。
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法善寺にも人だらけ。

狛猫(こまねこ)!?狛犬ではなく。
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ま!神社ではなく!寺ですけどね。

それにしても!この騒々しい中で。

人があやまって蹴りそうなところで
ひなたぼっこのにゃんこも。
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こんな町でも!
ここがあのこたちのふるさとなんですね。



通称「小路」は各地に
もちろん!大阪にもたくさんあったようですが。

私が知っている「浮世小路」は
淀屋橋の近くにもありますが。
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はは。
現在!情緒はありません。
でも
江戸時代には
「浮世」にあるものはみんなあるというので
「浮世小路」といわれたところ。

小さな道ではなく「小路(しょうじ)」!
「しょうじ」と呼んだようです。
浮世の縮図という意味なのかも。

各種専門商店はもちろん
質屋等の金融業!浴場!遊女宿!飲食店!
寺子屋もあったそうな。

今は高いビル群にはさまれたオフィス街。
並木も大きくなって暗く
別の意味のキャットウォーク。



演歌の花道のナレーションのつづきは。

  さみしいね

  女ひとりで生きていくのはつらすぎるよ

  人恋しい夜は

  酒がたったひとりの友だちさ

  別れた人を思い出しながら

  口ずさむあの歌は

  なぜか身に染む心唄

ナレーションをしていた
来宮良子(きのみやりょうこ)さんは
昨年(2013/11/25)鬼籍に入られました。
合掌。
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