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幻の魚住城 幻のウイスキー [工場見学]

魚住(うおずみ)城(城跡)を探して
兵庫県明石市の海岸沿いを歩きます。

魚住漁港で立ち尽くしてしまいました。
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分からん!

ここから西の方だと思います。
思うだけですが。
ともかく西にとぼとぼ歩いて
江井ヶ島(えいがしま)海水浴場。
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春まだ浅い。
暗い。
雨が近い?!
気が滅入ります。

後で聞いたところ
中国の大気汚染の影響だったようです。

魚住城なんてすぐ発見できると
たかをくくっていました。

モバイルといえば
ガラケー(フィーチャーフォン)しか持っていない
貧乏人は途方にくれます。

通りに人がいません。
ま!当然!
のんびりと浮世離れして歩いているヤツなんか
この忙しい時代にそういませんよね。

人がいたら臆面もなくすり寄ります。
出くわした老若男女 5 人のみなさんの
ご親切なご教示に従います。
それでも!
行きつ!もどりつ!右往左往しただけ!ああ。
私の理解力が悪いのでしょうね。



大屋根の古風な建てもの群があります。
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たくさんありますね。
古い酒蔵。
江井ヶ嶋酒造。
創業は 300 年以上前とか。
明治 21 年(1888)に株式会社。

「White Oak WHISKEY DISTILLERY」の蔵も!
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なんと!ウイスキーの蒸留所!?

ポットスチルが動いています。
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1919 年に
ウイスキーの製造免許を取得したそうな。
ひょっとして!
日本のウイスキー製造の嚆矢(こうし)と
喧伝(けんでん)されて久しいサントリーの
山崎蒸留所より古いの?!

オーク樽で貯蔵。
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ブレンディッドウイスキー
シングルモルトウイスキーと
いろいろ販売していますが
一番安い“モルト” ウイスキーを 1 本。
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620 円。
懐中不如意でこれしか買えませんでしたが。



江井ヶ島漁港に座ってウイスキーをなめてみます。
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おいしい!

この値段では
あまり期待してはいなかったのですが。
“スコッチ”のどこかの蔵の
“シングルモルト”のような風味。
ま!私の舌の感想。
信頼性は薄いですが。

それにしても!
魚住城!
「どこなんですかぁ!」
少し!ほんのりして大声のひとりごと。

「なんやぁ!?」
だれもいないと思っていたら
おじさんが立ち上がりました。

すみません。
なんでもありません。
探してみるほどの城跡も今はないのでしょうね。
ないことにします。



ランチどきはとっくに過ぎて
すきっ腹に“ストレート”で飲めば
いい気持になって春風に吹かれて帰ります。
北に向かえば
山陽電車のどこかの駅に出られるでしょう。

ん?!
Tacoバス!
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たこバスというのですか。
1 回の乗車賃が 100 円?!
コミュニティバスですか。

「カニ」という停留所ですか。
たこ(章魚)はカニが好物だったような。

違いました。

Tacoバスのルートに
いろいろ愛称がついているのですか。
ここの路線が
「カニルート」なんですね。
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