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2円切手 犬からうさぎへ [不謹慎ですが、、、]

額面 1 円と 2 円の切手を死蔵していました。
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前島密と秋田犬。
この図案の切手は昭和 20 年代のもの。
しかし!これは
そんな古いときのものではありません。

はがきが41 円
封書が 62 円の時代があったのですね。

その前には 40 円と 60 円時代。
平成になって消費税が導入され
1 円切手と 2 円切手が必要になったのでしょう。

今度もまた消費税に突つかれます。

春(2014/04/01)から消費税額が変更。
それで!はがきが 50 円から 52 円に。
封書が 80 円から 82 円に。

ストックの切手は少し変色していたり
裏面の糊が風邪をひいたりしていますが
さっそく!使わねば。
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3 通とも 82 円分。
切手が 2 枚でも 3 枚でも 5 枚でも 82 円!
不思議ですね!?

堀口大學(1892 ~ 1981)は考えました。

3 銭切手も 7 銭切手も大きさは同じ。
色だけ違います。
色が違うだけでなぜ 7 銭も高くなるのか。
(堀口大學著/随筆 捨菜籠)

つまり!原価は変わらないのに
価値が違うのですね。

堀口が考えたのは小学生のころ。
私がつまらん疑問(?)を催したのは、、、
ずいぶん老けていますけどね。
頭の成長はとまっているのだ!



余談ですが
江戸時代には藩札を乱造した藩も多かったそうな。
紙に刷っただけで貨幣の価値になるなんて
ボロいですなぁ!
結果!そのつけが自らの首を絞めるのでしょうけど。

藩だけで通用するなんてのはケチくさい。
全国で使える幕府の貨幣を
幕府に黙って
作ってしまおうと考えた藩もいたそうな。

あの坂本龍馬は
土佐藩に贋金(にせがね)作りをすすめています。
(竹下倫一著/坂本龍馬の「贋金」製造計画)

そのとき!すでに薩摩藩も長州藩も
100 万両以上の偽造金貨を流通させていたそうな。

坂本龍馬は
現代では英雄として脚本なんかが
書かれたりする場合が多いようですが
相当な悪党!
一生悪いことばかりしていますね。

聖徳太子や千利休なんかもそうだと思いますが
実像は全然違うおじさんですね。

ま!時代!時代の正義や常識が違うもんね。

かれの正義は「儲かること」といえば
龍馬ファンのひんしゅくを買いますか。
すみませんね。

明治維新のとき
国にカネがないのなら
紙幣をどんどん刷ればいい!なんて主張した
元勲も多いと聞きますから!似たり寄ったり。



閑話休題。

1 円切手だけずらずら貼って手紙を出したら
郵便局はどのくらい儲かるのでしょうか。
みんながそうしたら!どうなるの!?

ところでこの春から!
別にこの春からでなくてもいいのですが
郵便番号の枠のない封筒を使うことにしました。
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プリンターで打っていると
印字が中心からずれるのです。

プリンターのせいではありません。
枠の位置が揺れているのです。
同じメーカーのいっしょに買った封筒の枠が
同じ位置じゃないんです。

特に100 円ショップで求めた封筒には顕著です。

そんなもの!人に差し出すのに、、、!
私の美学に反します。
まして!他人の依頼で刷るときには
たとえ!無料で作成するときにでも
なん度も刷りなおして
破った封筒の山ができらぁ!

仕分けする機械は枠なんか見ていないでしょう。

しかし!枠がないのなら
ハイフンを入れなければならない!という
知ったかぶりでいう人もいるので
近所の郵便局に聞きに行きましたが。

早いはなし!好きにしてください!とのこと。

郵便番号の前に
郵便番号のマークをつけないように!とは
以前に聞いていましたが
つけて印字している人も多いとか。
それでもフツーに届いているようです。



手元にあった 1 円 2 円切手をほぼ使い切りました。

2 円切手を買ってきました。
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100 枚で 200 円。
あたりまえですが。

すごく安いような
得したような気分になる貧乏人です。

意匠が犬からうさぎになりました。
ここ半世紀
1 円切手は前島密
2 円以上の小額面の切手は
動物の図案と決めているのでしょうか。



(敬称略)
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