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ぼんやり六甲山越え [みんなで歩けばこわくない]

芦屋川です。
ここがだれがなんといっても芦屋川です。
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月に 1 度の
仮面(氏素性の知れない寄せ集めの)ハイキング。
阪神・梅田駅から乗車。

「芦屋で降ります」といっておいて
降りたのですが!
あるはずの芦屋川が!ない!!?

すんましぇ~ん!

「西宮」でした。
そこは手前の西宮駅でした。

誘導した私が悪いんですが!
だれか!とめてよ。

たぶん!
「次は西宮にとまります」
「西宮を出ると」
「芦屋にとまります」とかなんとかの
車内アナウンスの
最後の「芦屋」だけ聞いて
みなさんをうながして降りたのです。



みなさん!ご立腹でしょうけど
苦笑いだけで
駅に帰って再乗車。

やれやれ!やっと芦屋川がありました。

今日は「文句たれ」がいなくてエかったです。

小さなことに
いちいち小言をいってばかりいる老人が
なん人かいます。

落語に「小言念仏」やら「小言幸兵衛」やらが
残っていますから
昔から年寄りには少なからずいるようですが
今日は期せずしておとなしい方ばかり。
エかったです。



向こうに見える六甲山に登ります。

ここから歩いて行くこともできますが
大変でしょうから阪急バスに乗り
距離を稼ぎます。

大変というのはナイショですが私です。あは。
今朝は特別!右のひざがうずいています。

東おたふく山登山口から歩きます。
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通称・蛇谷林道の舗装道路をゆるやかに上ります。
足慣らしにちょうどよろしい。

土樋割(どびわり)峠で一息ついてから
急坂を下ります。
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下りににわかに喜ばないでくださいね。
下りがあれば必ず上りがあるのがこの世の定め。



住吉川の上流を渡ります。
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上ります!登ります。
六甲山の正面の登山道・七曲り。

オーソドックスな六甲登山道なら
後から後から健脚グループが追いかけてきて
すぐに蟻(あり)の門(と)渡り状態。
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私たちのグループは寸断され
他のグループに混ざって紛れ
たちまち私の掌握からはずれました。

そして!私だけ置いて行かれました。はは。
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迷う道ではありませんので
みんなの足の動くままに行かせましょう。



みなさん!苦もなく
六甲最高峰(931m)に着きましたね。
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「ホテルとかレストランはどこに行きました?!」

ああ!それはここではありません。

六甲山上の観光施設の集結しているところは
ここからずっと南西の方ですよ。
尾根道を 1 時間も歩けば行けますから
また機会を作って歩きましょうね。

最高峰のあるここには茶店の「一軒茶屋」だけ。
他に施設がありません。

ランチ時間を 1 時間取りますから
冷たいものでも飲んでください。
好きなだけ!自分のお金で。

バテているのは私だけかな。
「氷いちご」400 円で生き返りたい。
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午後から有馬温泉に向けて下ります。

午前中に歩いた七曲りに比べると
階段がなく!なだらかで
うれしくなるハイキング日和(ひより)です。

さらに六甲山はつつじ類のほほえむ季節です。
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誘導しなければならない道でもありませんね。
どうぞ!ご勝手に。

足のころがるままどんどん下って行くものたちと
ゆっくり五月のそよ風を吸いながら歩く集団の
ふたつに分かれて
前後離れてしまいました。

なぜか!中間にたったひとり
アラフォー(around 40)のおね~さん。

朝からぼんやり寂しそうだったのですが。
気になるので同道します。
できるだけ明るいお色気ばなしをしながら。

六甲山系最古のトンネル跡だそうですよ。
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なんにも面影はありません。
たぶん!上に屋根のような
石積みがあったのじゃないでしょうか。

ともかくずっと!
なんの変哲もない樹下の歩きやすい下り道。
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それなのに!おね~さんが 3 回!
私が 1 回!
すべってころびました。

ははは!どうかしていませんか!私たち。
お色気ばなしに夢中になっていた訳では
ないと思うのですがね。
前後に離れ過ぎていたので
だれにも気づかれませんでしたが。



有馬温泉に着きました。
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お疲れさまでした。

直通高速バスで帰る人たちと別れます。
入浴に向かう人たちも残して
他の人たちは私といっしょに
神戸電鉄・神戸高速・阪急電鉄と
乗り継いで帰りました。



朝には降車駅を間違えたり
昼からはすべってころんだり!
なんだかおかしいハイキングでした。
すみませんでした。
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